2008-08-30

忘れてました

英語も勉強せにゃならんな・・・と思い、iKnow!に登録していたことを思い出し、久し振りにやりました。2008/03以来だったから、約半年・・・ですね。かわいそうな僕のアカウントです。大幅に学習計画を延長しました。半年ほど。

さて、今回始めて知ったのですが、高速2択のBarinSpeedにはショートカットが使えたんです。キーボードの"左ボタン"と"右ボタン"。それぞれフラッシュ上の左側のボタンをクリック、右側のボタンをクリック、に対応してます。このショートカットが使えることに気付いて、今日はBrainSpeedを3回ほどやりました。いつもなら一回もやらないのに。そういえばフラッシュアクションスクリプトならキーボードの入力も受け付けますものね。落ち着いて考えるべきでした。

まぁ、そんなわけで、久し振りにiKnow!で英語を勉強しました。やはり期間が開いてると忘れる単語は忘れてました。


2008-08-26

資源戦争

カンブリア宮殿:テレビ東京

アドバンスト マテリアル ジャパン社長 中村繁夫氏が会社でよく話す言葉として
右手に算盤
左手に浪漫
背中に我慢
を紹介していた。この「左手に浪漫」の浪漫はその会社が用意している、だそうだ。

面白いもの。その行動パターン。
  1. 噂を聞きつける。
  2. その噂について調査してみる
  3. 情報が一杯出てきたら、見込みなし(=既に誰かが関心を持っている、手をつけている、競争相手がいる)
  4. 情報が出てこないものに、可能性を見出し、注力する。
この行動スタイルは、バイヤーである業界、会社のスタイルの影響が大きいのだろう。今の自分のフレームワークとはずいぶんと異なり、それを認識できたことで、普段自分が使用しているフレームワークの位置づけの助けとなる。

現在の業界はスピードが必要なので、3現主義に則れば、石橋を叩いている暇が無いのだとか。最悪、
  1. とりあえず渡ってしまってから
  2. 分析
  3. 検証を行う
とか。これもまた、一つの方法なのかもしれない。そして、これを容認するということは、勝つためにリスクを背負う、という明確な意思表示でもある。今までのマッキンゼーやらグロービスなどのMBAなアプローチ方法とは違ったことが興味深い。正直、自分だけでは、上記の「とりあえず渡ってみる」方式を実行することはおろか、選択肢の一つとして検討、思いつくことすらできなかったであろう。

この番組を見ながら、「レアメタルを使用し続ける方法」というロジックツリーやら、「(現在ではレアメタルを用いてなされている)機能の付加方法」のロジックツリーをかけないものか、と考えていた。それらを書く前に、「機能の付加方法」という一段上からの見方を一つ自分で見出せたのはそれなりの収穫だったのかもしれない。

あと、うなずかされた言葉としては
努力は賞賛に値するが、報酬には値しない。
です。同社はこの考え方に従って、毎年成績最下位の人を解雇するのだとか。例年実績では、毎年2,3人辞めているらしいです。番組中で紹介していた情報に よると、現在の総社員数は24人だったはずなので、離職率は、3/24=0.125。なかなかですね。そのルールも入社試験時に説明していて、それを納得 してプロとなるべく働く、とのこと。目標もバイタリティも必要な世界ですが、ちゃんと挑戦者はいるようです。

2008-08-19

Online Franklin Planner

そういえば思い出したのですが、先日Lifehack@Nagoyaで話していたときの思ったのですが、何人かの方は「フランクリンプランナーを使っています」と聞いたら、「アナログ派な人なんだな」と判断しているようでした。で、それはちょっと違うよ、と言う話を。

フランクリンプランナーのデジタルバージョンは、あるんです。オンライン・フランクリン・プランナー

紙のフランクリン・プランナーを再現し、デジタルならではの便利な機能を追加しました。
とか、販売が終了してしまったPalm版とか。他に、オフィシャルでないものとしてEmacs上で動作するplanner mode(planner.el)もあります。

ですから、「"フランクリンプランナー"と聞いてアナログ派だな」と考える思考パターンはちょっとまずいわけです。少なくとも、「フランクリンプランナー的使用法と非フランクリンプランナー的使用法」、「デジタルとアナログ(=非デジタル)」、で分類される2×2のマトリックスを作らなければなりません。

フランクリンプランナー的使用法非フランクリンプランナー的使用法
デジタル
アナログ(=非デジタル)
で、その結果、アナログにのみ属することを確認して、はじめて「アナログ派なツールを使っているんだな」と判断できるわけです。

何が言いたかったかと言うと、フランクリンプランナーというのは1つのアプローチである、ということです。特定の商品には特定の名前が付いています。

どうして「フランクリンプランナー=あの手帳」という連想があるのかについてですが、思い当たる節はあります。第4世代ツールの特徴の一つとして「携帯性」を満たしていなければなりません。携帯性とは、[フランクリン・プランナー]「第II領域時間管理」としての第4世代ツール「フランクリン・プランナー」にて

ツールは携帯に便利なものでなければならない。常に携帯できるようになっていれば、いつでも大切な情報を引き出すことができる。
と定義されています。それを満たすツールは、今まで手帳しかなかったのでしょう。そして、やっと最近になってある人たちの環境で、デジタル版、オンライン版をツールとして(継続して)使える環境になってきた。・・・ということではないかと考えています。

ひょっとしたら将来、iPhoneなどのガジェットでフランクリンプランナーしてるかもしれませんね。有機ELとかもありますし、フルブラウザありますし。またネイティブアプリなら、Android SDKあたりですでに開発は開始されているのかもしれません。それならば将来における普及のインパクトはiPhoneのみよりもあるかもしれません・・・。将来の携帯電話市場のシェア争い、キャリアのプラットホーム選択、客層の興味に直接依存しますが。GNUで出すなら、Geekの締める割合が大事でしょうね。

2008-08-17

LIVE HACKS!(読中)はなかなか

連投します。

先述のAmazon.co.jp: TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究: ハイラム・W. スミス, Hyrum W. Smith, 黄木 信, ジェームス スキナー: 本に続いて、現在は Amazon.co.jp: LIVE HACKS! [ライブハックス!]: 大橋 悦夫: 本を読んでいます。いや、このLIVE HACKS!は実際に手を動かす「ワーク」があるので、自分の時間の使い方、懸案中のタスクについて「ワーク」を行っています。読中ですが、良い本です。予想以上に。

何が予想以上に良かったかと言うと、「Tipsについての書籍ではなく、考え方・処理の仕方についての書籍だったこと」です。当初、Hacks系といことで、ムックなどに見られるTips集かと思っていたのです。Tips集でもそれはそれで一覧性というメリットはありますが、正直目新しい情報は多くて2つ3つあれば御の字でしょう。しかし、今回のLIVE HACKS!はその予想を斜め上に突き破り、考え方、扱い方を提供してくれています。ProcessTaskというライブラリ(Task処理の仕様書、メソッド定義込み、おまけにヒントを得た参考文献へのポインタあり)を読んでいる感じです。


正直、これは時間管理オタクもしくは仕事術オタクの人が読むと良い本だと思います。著者の大橋悦夫さん自身が時間管理を相当勉強されたとおっしゃってますが、確かに思い当たる元ネタはたくさんあります。元ネタは確かにあるのですが、本書の情報はそれぞれのネタに「大橋悦夫フィルター」で解釈が加えられています。それを読む価値があります。同じ元ネタを読んでいても、「この人はこのように解釈して、ここまで表現できるまでに自分のものにしているのか」と。

例えば、時間の大切さについて「配慮あるペナルティーに気をつけろ」という説明があります。内容は、もろ銀行 86400 - Google 検索なんですが。某レンタルDVDサービスの利用方法を通して説明してくれます。

まぁ、我こそは・・・と思うオタクな人がいらっしゃいましたら、この本に時間を投資することをご検討ください。パッと見、結構ページがスカスカで地雷に違いない・・・そう思っていた時期が僕にもありました。実際に読みながら「ワーク」で手を動かしてみて、認識を変えざるを得ない、このようなエントリを書く次第です。現在、この本は「時間管理に対する自分の勉強量、実際にできているかを映し出す鏡」だと考えています。

価値観の優先順位

半月振りの更新となってしまいました。あれやらこれやら・・・と理由はあるのですが、大事な第2領域の時間を確保できていないのが敗因でしょうね。んん・・・。時間の天引きを、設定そして実行しなければいけません。

さて、最近はお盆やその前にも研究室の引越作業などでわたわたしたり、飲み会が連発していたりしました。で、暑いのでよく寝れなかったりして体調管理もうまくいかず、という苦しい状況に。で、お盆はお盆で同窓会チックな飲み会やら家族行事が降って涌いてきます。普段より動かなければならない状態になっています。休みの時間として自分で自由に予定したハズなのに。ちょっと予定が狂いました。当初は「自分の価値観を洗い直そう」とか思っていたのですが、まだ終わらず。一応、着手はしていますから、進展があったといえばあったのですが。

というわけで、このお盆付近での予定でちょっとオーバーフローしていたので、予定をいくつかキャンセルさせていただきました。年に1度の飲み会とかもありましたが、それは自分の中における価値観の優先順位は何番か?ということをそれなりにシビアに考えさせられました。今までぬるま湯で生きているので、なかなか苦しいものです。

こんなことを考えたのは、最近になってようやくAmazon.co.jp: TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究: ハイラム・W. スミス, Hyrum W. Smith, 黄木 信, ジェームス スキナー: 本を読んだからなのですが。フランクリン系の勉強は「7つの習慣」だけだったのですが、時間管理を嗜む者として古典も押さえておくべきだろうという考えからでした。

読後の感想としては、古典どころかバリバリの現役でした。内容は全く色褪せていません。この本の内容が、時間に対する考え方の提案・指南だからです。基本的な内容だからこそ汎用性も高く、時間による劣化も受けにくい。この本の内容を古く感じるためには、第4世代の手帳(=価値観に基づいた時間管理ツール)使用方法というパラダイムを越える必要があります。ちょっとやそっとでこのパラダイムは越えられない気がしてます。

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