先日、TVをみていたら、カンブリア宮殿:テレビ東京
の回だった。
今回の目玉は、
という、人材育成術だ。大手企業から講演の依頼が殺到しているらしい。
2008年6月30日放送
「部下を必ずやる気にさせる“人材育成術”教えます」
ゲスト:中井 政嗣(なかい・まさつぐ)氏
お好み焼きチェーン 「千房」社長
の回だった。
今回の目玉は、
千房にやってくるのは
“ヤル気の無い若者”“挨拶もロクにできない若者”ばかり。
しかし中井は、独自の人材育成術で一人前に育て上げ
全国の千房を担う店長へと次々と変えていった。
という、人材育成術だ。大手企業から講演の依頼が殺到しているらしい。
金言などは、上記ページに任せるとして、自分のフィルターを通して情報に付加価値をつけていこうと思う。
見た感想は、「基本通り」。
特に山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」を彷彿とさせる。
それを社長本人が実際に行い、部下達もその育成法を使って新人教育していたことだ。というか、番組(編集さん?)がそう放映していたことだ。
やった内容は
- 社長が実際に作業しているところを部下に近場で見せる
- 同じ言を部下に実際にやらせてみる
- どの時点でOKなのかを社長が部下に示してみせる。「望ましい状態」を社長と部下が同時に共有、確認。
- 失敗は仕方ない。繰り返すのは認めない。
- 小さな目標を渡す1(分単位の制限時間を自分で宣言させるように仕向けた)
- 小さな目標を渡す2(自分の持ち場を清潔に維持させてみた)
- できていれば褒める(大きな声で、何度も、「ええやん!」、結構な頻度で見に来る)
特筆すべきことは、会社は意識して、社員を差別してるらしい。できない子ほど寛容に。できない子は10日逃亡も想定内。でも、君はそれ3日やったらクビだからね。ということをやってるとか。人事がそんな方針らしい。目新しかったな、これは。
うまくいかないときはどうしてるんでしょうね?
そのノウハウや体験談は聞く価値がありそうな気がします。
人材育成と言えば、後輩、新人の育成だけじゃないですよね。
場合によっては上司も育成しないといけない場合も。
もっと根本的な問題は、自分を育成できないと。
なにも、人材育成は「他人を育成すること」だけではないはずですものね。
自分でインプットして、それをアウトプットできれば、その循環を維持できないかと考えたりします。
私事ですが、自分ならではの例を。
たまに、上司が余裕のありそうなときに、わざと失敗してます。わざとじゃない失敗も多数ありますが。
で、後輩の前で怒られています。
そこからどう謝って、どう問題を処理するか、どう善後策を提案するか。これは自分の問題解決能力の開発に。
その受け答えを後輩にどう見せるか。これは自分の視点を意識して客体化する訓練でもあります。あとは、後輩にノウハウや経験の共有といったところでしょうか。
上司が知ったら、本当に怒髪天を突くんでしょうね。余分な仕事を増やすな、と。
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