連投します。
先述のAmazon.co.jp: TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究: ハイラム・W. スミス, Hyrum W. Smith, 黄木 信, ジェームス スキナー: 本に続いて、現在は Amazon.co.jp: LIVE HACKS! [ライブハックス!]: 大橋 悦夫: 本を読んでいます。いや、このLIVE HACKS!は実際に手を動かす「ワーク」があるので、自分の時間の使い方、懸案中のタスクについて「ワーク」を行っています。読中ですが、良い本です。予想以上に。
何が予想以上に良かったかと言うと、「Tipsについての書籍ではなく、考え方・処理の仕方についての書籍だったこと」です。当初、Hacks系といことで、ムックなどに見られるTips集かと思っていたのです。Tips集でもそれはそれで一覧性というメリットはありますが、正直目新しい情報は多くて2つ3つあれば御の字でしょう。しかし、今回のLIVE HACKS!はその予想を斜め上に突き破り、考え方、扱い方を提供してくれています。ProcessTaskというライブラリ(Task処理の仕様書、メソッド定義込み、おまけにヒントを得た参考文献へのポインタあり)を読んでいる感じです。
正直、これは時間管理オタクもしくは仕事術オタクの人が読むと良い本だと思います。著者の大橋悦夫さん自身が時間管理を相当勉強されたとおっしゃってますが、確かに思い当たる元ネタはたくさんあります。元ネタは確かにあるのですが、本書の情報はそれぞれのネタに「大橋悦夫フィルター」で解釈が加えられています。それを読む価値があります。同じ元ネタを読んでいても、「この人はこのように解釈して、ここまで表現できるまでに自分のものにしているのか」と。
例えば、時間の大切さについて「配慮あるペナルティーに気をつけろ」という説明があります。内容は、もろ銀行 86400 - Google 検索なんですが。某レンタルDVDサービスの利用方法を通して説明してくれます。
まぁ、我こそは・・・と思うオタクな人がいらっしゃいましたら、この本に時間を投資することをご検討ください。パッと見、結構ページがスカスカで地雷に違いない・・・そう思っていた時期が僕にもありました。実際に読みながら「ワーク」で手を動かしてみて、認識を変えざるを得ない、このようなエントリを書く次第です。現在、この本は「時間管理に対する自分の勉強量、実際にできているかを映し出す鏡」だと考えています。
3 件のコメント:
面白そうですね!
話題になってたのにまだ読んでません。。。
次々読みたい本が増えていくので追いつきませんね。
そんな時に時間管理、か。
ちょうど読む本を探していたので、早速amazon発注することにしました。
お盆休みは、仕事の本を読んでいたらあっという間に過ぎてしまいました。第二領域が手薄です。
まず、コメントありがとうございます。
> コウスケさん
僕も読みたい本の数に追いついてません。理想と現実との差は広がるばかり。
たぶん、よりシビアに優先順位を決めるしかないんだろうとは思います。実は既にトリアージすべき段階なのかもしれませんが。
その時、ひょっとしたら読み方はレバレッジ・リーディングで済ませるかもしれません。そのための時間を作るためには、レバレッジ時間術。はい、ミーハーです。
> しんりんさん
読み進めていくにつれて、苦虫を潰したような顔になっています。知識としては知っていて、良いと思ってもいたのに実行できてない。それを認めさせられるのはなんと不愉快なことでしょう。
この本の目次・まとめをコピーして持ち歩いて見直し・チェック・実行へ挑戦します。第2領域への着手、もっと練習します。
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