2009-03-01

第9回勉強会『アジャイルなら仕事を楽しくできますか?』に参加してきました

先日、 第9回勉強会のご案内『アジャイルなら仕事を楽しくできますか?』 に参加してきました。 先週の 名古屋ライフハック研究会 立ち上げ会に参加してきました にてその勉強会があることを知れたからです。 で、調べてみたら今回はこんな内容。ジャストミートです。 ちなみに開催報告が 第9回勉強会開催しました にあります。

勉強会では講師役の人 の説明を聞きながら、何回かに分けてグループワークを行いました。 今回グループワークやったことは、各テーブルで以下の3問についてそれぞれ5分間話しあうことでした。 同時に紙に書きながら。 今回は、話し合うテーマとして以下の3問がありました。

  1. 楽しくないときはどんなときか?
  2. 楽しいときはどんなときか?
  3. どうやって楽しくないことを楽しくするか?

その後、書き出した紙を使ってグループでのまとめをプレゼンテーションしました。

僕が参加したテーブルでは

  • 楽しくないのはどんなときか?
    • 出会いがない
    • 学びがない
    • 振り回されている
    • 謝りにいくとき
    • etc.
  • 楽しいのはどんなときか?
    • 進んでいると実感できるとき
    • 認めてもらえたとき
    • etc.
  • どうやって楽しくないことを楽しくするか?
      • 面倒なタスクを擬人化。手のかかる子の面倒を見るつもりで。
    • 学びがない
      • タイムアタック
      • 社内&ルーチンワークならちょっとスクリプト化に挑戦
      • etc.
    • 謝りにいく(この問題設定は相当クレイジーです。自分だけではとてもこれは設定できません)
      • 納得してもらうために必要な時間のタイムアタック(ゲーム化)
      • いかに悲惨かをネタ化

といったことが出てきました。

その日のレビューとして、感想を付箋紙に書き出し、

  • Keep
  • Problem
  • Try

の台紙に順次貼り付けていきました。 その貼り付けた内容についてコメントや質問をした後に、 大事だと思う付箋にシールを(1人3枚)貼っていきました。 記念撮影、後片付けで勉強会は終了しました。

時間は5分単位でサクサク進みました。 なにかをした後にはその振り返りやチェック、他のメンバーからの評価が必ずありました。

ついでに懇親会にも参加してきました。 濃い方々、熱い方々ともお話しする機会が得られました。 そこでもマインドマップを話題に盛り上がったり、 他己紹介で散々ネタをつぶした後に自己紹介という新しい自己紹介方法も見ることができました。 これで追い詰めることによって、人の本質が見れる、とか。 難易度高過ぎです。

みなさん自分から動いてなんとか現状を打開しようとする人達で、知恵を与えてもらった以上に、 元気ももらいました。

感想

終了後、ある種の満足感を感じました。 今回2時間参加しただけの僕ですら「何か得た」気がするから不思議です。 この満足感は、 やったことに対するフィードバック、例えば

  • 話し合った内容を書いた模造紙を使った即席プレゼンテーションでの共有
  • 質問やコメントを使った振り返り
  • やった直後にシールを使った評価

といったアジャイルの考え方を実装した時間割に負うところ大だと思います。 良く考えられた時間割です。 うかがってみると「イテレーションとフィードバック」がアジャイルの重要な考え方だそうで、どうやらこのプログラムにも使われいるように見受けられます。

動機

どうしてこの勉強会に参加しようとしたかを少し書いて整理してみます。 「自分の視点のレパートリーを増やせないか」ということを目的として参加しました。

何かをある程度までやる以上、面白いコトができるときも、面白くないコトをしないといけないときもあります。 面白いことは勝手にできるのですが、面白くないことはなかなかできません。 やるとツラいので。 でも、やらないといけない(やらないともっとツラくなる)状況は変わらないので、どうせやるなら楽しめる方法はないか?と探してました。 で、ヒットしました。

さすがに全部がそのまま使えるとは思っていませんが、その考え方を導入して自分の中で作り直すこともできます。 まずは種の入手を、ということで勉強会に参加しました。 これが目的でした。 けっこう満足してます。

あとは自分で試してみることですね。 さて、現在タイムアタックしてますが、このエントリを書くのにすでに44分かかっています。 まぁ、書きたくて書いているからいいかな、と。 記録としての復習ノートにもなりますし。

Related Posts: