2010-01-26

Evernote 3.5 for windowsのメニューを英語表示で使う方法

Evernote 3.5 へアップグレードしたところ、メニューが日本語になっていてびっくりしました。で、慣れている英語メニューに戻そうとしました。

はじめに言っておきますが、公式な方法ではありません。 dllファイルを書き換えます。 当然ですが、dllの中身を見れていないので、Evernoteの機能として日本語専用の処理があった場合、それは使えなくなる可能性がないわけではないことを先に書いておきます。念のため。

以下の作業をしてどんなことになっても、僕は責任を持ちません。お約束の「自己責任」で。 それでもよければどうぞ。

方法

まずは概要を。分かる人はこれだけで十分でしょう。 (Evernote.exeをインストールしたディレクトリ)\ja-JP\Evernote.resources.dll のファイル名を変更します。 名前を変更することで、Evernote側から見つけられないようにします。 削除してもいいんでしょうが、「やっぱり日本語がいい」と思ったときにはファイル名を元に戻して再起動すればOKでしょう。

もう少し丁寧な説明を。 通常evernoteをインストールした(Evernote.exeが ある)ディレクトリはデフォルトのままであれば(特に変更しなければ)、 c:\program files\Evernote\Evernote3.5\ のはずです。 そこにはEvernote.exeがあるはずです。 あれば安心してください。 そのフォルダです。

同じディレクトリにja-JPというディレクトリがあります。 そしてそのja-JPというフォルダの中にはEvernote.resources.dllというdllファイルがあります。 このファイルの名前を変更します。 たとえば、Evernote.resources.dll_orgとでもしておきましょうか。 拡張子も変わりますが、使わないのでかまいません。

ファイル名を変更したら、Evernote 3.5を再起動させましょう。 メニューが英語表示になっていますか?やりましたね。おめでとう!

もし「やっぱり日本語メニューが良い!」と思ったときは、 Evernote.resources.dll_org を Evernote.resources.dll へとファイル名を変更して、Evernoteを再起動させましょう。 日本語メニューに戻るはずです。

メニュー言語変更に伴う影響

上記のメニュー言語変更作業を行うことで、ツール(Tools)-オプション(Options)-スペリング(Spelling)でのチェック画面が変わっていると思います。 再設定しくださいね。 ちなみに日本語のスペリングチェックは選択できなくなります。 日本語メニュー表示していたときは、「日本語スペルチェック」を選択することができたのです。

思ったこと

どうやらEvernoteはメニュー表示言語を以下の順番で選択しているように思えます。

  1. システムで設定された言語
  2. 英語(最悪の場合)
if elseとか switch defaultとかな話です。 僕のPCは日本語を言語として設定しているので、Evernoteはそれを確認して日本語メニューを表示するja-JPフォルダのdllを選択することにしたのだと思います。 それも見つからなければデフォルトの英語を選択するのでしょう。 今回はそういう処理を想定して作業しています。

後は日本語のスペルチェックというのは、たぶんありません。 ありませんというか、現在機能していません。 スクリプトもしくは変換テーブルを書いたファイルがないのですから。

万が一、この改造をして上手く表示できなくなってしまったら、Evernoteをアンインストール&再インストールしてしまえば済む話です。 サーバ側にデータがあるとこんなときは便利です。

ver. 3.5の日本語メニュー表示から(ver. 3.1でもあった)英語メニュー表示への回帰というのは、 変化を嫌う行動のひとつなのかもしれません。

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