GTDのフローチャートには2階層あります。 こんなかんじ。
中央下側にある "Process issue stage"と"Process single task stage"の2階層に分かれます。 プロジェクトレベルのものを扱うのか、next actionレベルのものを扱うのか、の違いです。
後半のProcess single task stageというのは、next actionレベルのシングルタスクを、 今終わらせる、待ちフォルダ行き、カレンダー行き、ネクストアクションリスト行き、 の4つのどれかに分類するサブルーチンだと考えることができます。
この分け方も、
- Trash
- Reference
- Someday/Maybe
- Project
と
- (Do it)
- Waiting for
- Calendar
- Next actions
に分けるという境界線の置き方は、 前回の 「存在自体の忘却に備えたリスト」と 「細々としたものを管理するリスト」 という分け方の結果と同じになります。
前回の話と無理矢理こじつければ、 細々としたものを余り考えずに判断・処理するために サブルーチンを使っている、と見ることもできます。 サブルーチンの定型処理で済ませられたら、楽になるはずです。 毎回新しいものとして処理せず、前に処理したことのある何かを参考に処理するのですから。
そうすれば、判断に要する注意の量の軽減も期待できるかもしれません。 また、それぞれの案件が全く別の処理をしているというわけではなく、 同一のワークフロー(特に狭い範囲では上記サブルーチン)を使い続けて処理することで この判断サブルーチンの練習ができるわけです。