深呼吸をしろ、というわけですが。
この頃寒いせいか、背中に力が入りっぱなしで、固まった状態でした。 力が抜けないで、リラックスもできない状態でした。
先々から、呼吸について少し実験をしていました。 今日はちょっと良い呼吸が数回できました。
現在練習している呼吸法はリズム呼吸と呼ばれるもので、 特定の呼吸を合図として、何か別の感覚を共に覚えることを期待しておこなうものです。
何かの感覚をともに覚えるというのは、分かりにくい日本語なのですが。 例えば僕の場合、五感の内の触覚、特に鎖骨・肩付近が暖かく感じる、そういった感覚を再現できるようにイメージしながらリズム呼吸しています。 そのジワッと暖かく感じやすくするために、湯船に入って実際に暖かくなるところでリズム呼吸を練習して、「暖かくなるってのはこんなかんじ」というのを何回も繰り返し練習しています。 上手くリズム呼吸ができると、鎖骨から肩胛骨にかけてがジワッと暖かく感じ、そして肩胛骨間のつかえ、首筋・肩の張りの緩和、頭のリフレッシュができるようになりました。 首の奥から鼻、眉間にかけて、1本の上向きの線で吊られたような軽さを覚えます。
今日はそれに加えて、リズム呼吸をしているときに、大臀部から大腿四頭筋までのおしりの後ろ側の筋が伸びていくのを感じました。 風呂の中での1分以内のストレッチとして、これだけ感覚に訴えることができる方法は優秀だと思います。
今日はあまりにも感覚を持ってくることができたので、欲張って、呼吸回数を普段の10回から20回へとなし崩し的に増やそうとしたら大変でした。 途中の15回目前後で、別の考え事が入ってきて、それについて考え出してしまいました。 なんとか二〇回目の呼吸には、吸って、吐く、この吐くことに集中を取り戻せました。 リズム呼吸を終わった時は頭がスッキリ感じます。
禅やヨガとかでは「呼吸は長いほど良い」と言われますが、 まだそこまで修練できていないので、僕の1呼吸(吸って、吐いて)は10秒弱です。 達人だと1呼吸1分とか5分とかいるのでしょうが。まぁ、今できないものを目指しても仕方がないので。 そもそも呼吸に気をつけるのは、長い呼吸をしたいから、というわけでもないので。 そのリラックス、リフレッシュ効果を得たいから、それをやっているわけです。
また、吐く息が長い方が良い。と言われることかあります。 これもできるならそうやって、できないなら、おなじくらいで。 僕は今、吸う長さ吐く長さとが大体同じくらいです。 3秒吸って、4秒吐く。これで1回の呼吸としています。 もっと練れてきたら、細く息をもらしていきます。
まぁ、その10秒前後の吸って・吐いての1セットの間に関係無いことが頭の中を走り抜けます。 そのときには、僕は
いーち、にぃ、さぁあああささささんんん、しっしいいいいーーーぃ、ごおおおおおぉおおぉおぉお、 ろおおおおおくううううううううぅ、 しいいいいいぃちいいいいいいいぃ、はぁあああああぁちいいいいいいぃ、 きゅうううううううううううううぅう、じゅううううううううううう。
となんの技巧もなく、ただ数を数えます。頭の中での呼吸数のカウントを時間いっぱいまで引き延ばしてカウントします。 そうすると、僕は、呼吸に集中し、それ以外の事柄に気を回せなくなります。
普段は10回もできれば十分だったのですが、今日はちょっと挑戦してみました。 それはそれで悪くない、入浴時の挑戦でした。
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