先の失敗は、
忙しく思いたくないから工夫をしているのに。あまつさえ、忙しく思っていることを知られてしまうとは。これが好ましくない現象-修正すべき問題点です。
という推論をしました。 解決するために、この問題の出発点を探さなくてはいけません。
ということで、問題を分解。
まずは、問題の定義から。 差異ステートメントは、「自分が忙しく思っていることを家族に感じられた。」としました。
問題の対象として、問題が発生したのは「家族と一緒に食事を取れないという自分の行動」、 そして問題の現象は「食卓へ行くことが遅くて、家族と夕食を取れないこと」。
その発生場所については、「家」です。 特に空間的な場所を設定すると「自室」。 どの時点でその問題が発生するのかというと「夕食だと家族に呼ばれたとき」。
発生日時として、最初にこの現象が観測されたのは「不明」。 その後はいつ見られたのかというと「週末の夕食の度」。
程度として、問題の範囲は「呼ばれてから食卓に着くまで早くて30分、遅いと2時間のタイムラグ」。
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と、問題を
- 問題の対象
- 発生場所
- 発生日時
- 程度
の4つの視点で少し詳しく書いてみました。
書いてみると、自分がいかにダメな原因になっているかを再認識できます。 うーん、これは残念な息子です。 ちょっと改めなければいけません。 皆と食卓に着くようにしなければ。
ただ、問題解決のための問題分析では、もう少しいくつかのプロセスを経る必要があるようです。 皆と食卓に着くことを暫定的な処方としておいて、もう少し根本的な問題を探ってみます。