2009-02-23

健康ランドみたいなところでmind dumpは結構いける!

オッサンみたいなタイトルでスタートしてます。 中身もオッサンですね。

入浴して、mind dump。更に入浴して、mind dump。すると、2回目の入浴でかなりリラックスできた気がします。 入浴すると、「ぁあ~」とか声を出してしまう位お風呂は好きなのですが、更にそのお風呂をもっと楽しみましょうという話です。

名古屋ライフハック研究会の立ち上げ会に参加 して散々遊んだ翌日のことです。

ごそごそと研究室で実験の用意をしたり、 普段なかなか話す接点の無い後輩から「こんなこと思い付いたんだけど」とか話しかけられて、 それから後輩が担当している研究をどうやって進めるかの選択肢を言いあったりしてました。 結構面白い時間を過ごせました。 基本的にごそごそしているんですが。

で、最近うちの家族は健康ランドみたいな大衆浴場に行きます。 我が家での定番の家族イベントになりました。 お風呂に入って、その後にマッサージを受けるのが良いらしいです。 「コリが良くとれるのよ」とか言ってましたが、僕は知りません。やったことが無いので。

出発時間になんとか帰宅できて、無事家族イベントに参加できました。めでたしめでたし。

僕以外はみな入浴した後にマッサージを受けています。 待っている間は本でも読んでいようかと考えていました。

入浴1回目が終わって一回目の休憩時間。 確かに気持ち良かったのですが、どうもしっくりきません。 脱力・リラックスできてない感覚です。

お、頭の中でグルグルしてる。 ちょっと最近あっぷあっぷしてるからな。

と思ったので、予定変更。 休憩時間には読書の代わりにmind dumpをすることにしました。 その時間、1時間弱。 それからもう一度入浴しにいくと、1回目よりもリラックスできた気がしました。 気になることを書き出したことは関係あったのかもしれません。

それから家族合流。 みんなはマッサージを受けて満足。 僕は心身ともにリラックスできて満足。 どっちも満足。 悪くないですね。

ちなみにmind dumpの時、そこで活躍したのが耳栓。 脱衣所とは別に休憩スペースがあったのでそこでやってました。 当然うるさいわけです。 どんな状況でも集中できる超人であれば良かったのですがそういうわけにもいかず。 で、耳栓の話を思い出して使うことに。 専用の耳栓を持ち歩いてなかったので、その場でティッシュを丸めて突っ込んでやりました。 即席でもそれなりに使えました。 無防備な状態よりもよっぽど集中しやすかったです。

ということで、結構その大衆浴場も悪くないな、と思うようになりました。 今までは

時間を大幅に削られる

と思っていたのですが、 使い方次第ですね。 汗もかけて、減量もできて、頭のダイエットもできて、我ながら悪くない時間の使い方でした。

温泉宿でひたすらmind dumpというのはは面白いなぁ、と思いつきました。 だれか行きます?・・・って、 今行こうと思ったアナタ、ヒマ人ですね。

名古屋ライフハック研究会 立ち上げ会に参加してきました

虹の父さん主催でのCarefree BLOG - のほほん日記: 名古屋ライフハック研究会(仮)立ち上げ会(キックオフミーティング)に参加しました。 定員30人用の会議室がほぼ満席となり、いろんな人と話す機会を得られました。 その日、この会の名前「名古屋ライフハック研究会」が正式名称になりました。

会の写真レポートはこちら、名古屋ライフハック研究会: 2009/02/21「名古屋ライフハック研究会」立ち上げ会の写真レポートにどうぞ。

雰囲気はというと、どうだったんでしょう? みんな最低1回は発言しないといけなかったので「サボれない講義」みたいな感じでした。 まぁ、自分から申し込んだのでサボる理由もないのですが。 全員が1回はしゃべらないといけなかったので、その後は発言しやすかったり質問しやすかったような気がしました。 気のせいかな。 そんな感じです。

ちなみに今回の客席には、この研究会の種を蒔いてくださった第2回 Lifehack@Nagoya 無事終了! あと告知、告知、そしてまた告知 | Lifehacking.jp のmehoriさんがいました。 お客さまモードだったらしいです。 でも、ライトニングトークをバッチリ決めてました。 UC万歳!! ・・・ユビキタスキャプチャーですよ? ちなみに間違った人は修正されます。

他にはメディアマーカー開発者のcoanさんがいらっしゃいました。 お世話になっているツールの開発者さんを直接見れ、その上直接質問できるとは!!幸せでした。 ライトニングトークでは、踏み込んだ質問のやりとりが見れました。 会場のほとんどの方がメディアマーカーを使ってらっしゃったので、イメージしやすかったんでしょうね。 「一人で開発してます」と聞いて、やっぱりひっくり返りました。すごいです。

あとは、事前に調査されたアンケートの回答を「これ、どうやってるの?」とか「これ、何?」とか順番に聞けたことが嬉しかったですね。 人によって書く内容が全く違うので、自分でも「こんな工夫してたのか!!」というか「ここに気をつけてたのか」ということが知れました。アンテナの方向を設定できますから。 ダイエットネタがヒットしました。 そりゃ、食べる分以上に運動すればやせるんでしょうけど、それをどうやってやればいいのかわからなかったので。

  • 食べてもいいけどちょっとだけ
  • 長く続ける
踏み出せそうな距離内に、前に一歩踏み出すための足場がチラリと見えた、気がします。 やってみないとわかりませんが。だからちょっとやってみます。

会のあとも懇親会やら盛りだくさんで、しっかり遊んできました。 普段の自分の活動範囲からでるのも悪くないものです。

そうそう、今日(昨夜)僕は5年計画のマトリクスを作りました。 みなさんは帰ってから得られたことで何かしました?

2009-02-14

ネタのようなネタでない指示の出し方

LTの目的は、コミュニケーションは簡単でないってことを再確認してもらえば 目的達成です。

snip...

時間があれば、どうすればもっとうまくコミュニケーションできるかを みんなで考えるとかやってもよかったです。例えば、手順を説明するのでなく。できあがりの 破った紙 を見せれば 間違いは起きないですねぇ とか。

Originally posted as a comment by kakobon on Chemical Xを取り除いた何か(仮) using Disqus.

最近「説明のしかた」がマイブームです。 そんなこんなで、こんなページを思い出しました。 説明がうまく行かない例として完全に崩壊していています。ネタです。 忙しい方は見るべきじゃないと思います。 一応、止めはしましたよ? 【2ch】日刊スレッドガイド : モスバーガーのきれいな食い方教えれ

正直にいいますと、これほど壮大なコミュニケーションの失敗に遭遇したくないです。 遭遇したくないので、あらかじめここからでも得られることを予習します。 先のコメントにあったように、「きあがり図」があればもう少し理解できたのではないかと思います。 いや、理解するというよりも、説明文の意図をそのできあがり図に沿うように推測できるというか。

できあがり図の役割について考えてみると、これは問題解決での「あるべき姿」に対応付けることができます。 対して指示の開始時点での状態は「改善すべき(現在の)状態」とおけるでしょうか。 指示は、最悪何通りもの解釈をさせてしまうことがあります。 そのときでも「何を目指しているのか」が分かっていれば、「ん?この指示おかしくないか?」と気付けるかもしれません。ひょっとしたら確認しようか、と思ってもらえるかもしれません。逆に何を目指しているのか分からなければ、「意味がわからないけど、なんか理解できない意味があるんだろう」とそのまま行ってしまいそうです。ひょっとしても確認してくれそうなことを期待できません。相当の問題意識をもった人が頑張らないと疑問を持ってもらうことすら期待できないでしょう。でもそれは「問題意識を持った人が担当」という偶然に頼っている状態になりますね。担当者の選定に関しては、今の僕にはまだコントロールできない領域ですので。

2009-02-10

タネあかし

先日の kakobonさんのライトニングトーク でのこと。

紙を渡されたので、

はは~ん、ミスコミュニケーションネタか。

というところまでは予想できました。 前もって「kakobonさんはプロジェクトマネージャー」との情報も得ていたので、その情報にも矛盾しません。 プロジェクトマネージャーという仕事上、「コミュニケーションミスの嫌な感じを何度も体験している」としても不思議ではない、ということです。

で、僕はそのライトニングトークを受ける聴衆として一つの目標をつくりました。

  • 報告された全てのミスを網羅する

むしろ、報告以上のミスを創造する!という勢いです。 というわけで、今回のkakobonさんのライトニングトークはゲームに変身しました。

結果ですが、3試合あって1勝1敗1引分でした。

  • 対角線:最初に持てました。狙い通り。まずは一勝。
  • 破る=破りとらない:説明を聞く直前で気付きました。実行はできず。1引分。
  • 上下の折り目の設定:web pageで読むまで気付けませんでした。1敗。

散々な結果でした。 いや、この失敗も活かさなければ。 実際、活かせそうですし。 僕の考え方のクセをまた確認できましたから。 自分の専門とは違う皆さんとのやりとりで。

というのも、指示の出し方には、指示の出し手の思考方法が(知らないうちに)ベースとなります。 「この文章でこういうことを理解してほしい」と。 「これで分かってもらえるだろう」と。 でも通じないときがあるんですよね。 というか通じない。 惑星が違いますから。

僕も報告をするときや指示を出すときに、"僕がやってほしいこと"と"受け手が理解すること"との溝を無くそうと努力します。 まぁ、指示の出しかたで先手を打つわけです。 でもうまくいかないことがよくあります。 何故か。 まだ失敗の情報が足りないから、失敗した原因をよく理解していないからだと考えています。 自分では結構考えたつもりなんですけどね。 でもまだ100%うまくいっていないので、まだ足りないのでしょう。 先読みが。 今回の戦績が物語っています。あの一敗は大きな収穫でした。

似たような考え方として、失敗学という分野があります。 キヤノンにも失敗を表彰するような制度がありますね。

こんなわけで、僕には楽しいライトニングトークになりました。 皆さんが戸惑っている様子を参考にできたり、 指示を出しているkakobonさんがどこまでの指示で止めているのかを観察できたり。 当然、どうやって全てのミスを制覇しようかと頭をひねったり。 何事も遊び方次第だなぁ、と思い返した日でした。

2009-02-03

GTD systemは僕の代わりに心配してくれる?

先日の Lifehack@Nagoya 02 の2次会にて小耳に挟んだフレーズです。

GTDをやっても、本当に不安なときは、頭の中で"それ"がグルグルしている。 書き出してリストにしてやって具体的なアクションを取った後でもグルグルしてる。 考えても仕方がないと意識していてもそうなってしまう。

そんなことを言ってました。

興味あるトピックだったんですが、それ以上は聞き取れませんでした。 というわけで、今回はそのフレーズからスタートしてみます。

僕の意見では、遠い将来に僕がGTDを完璧にマスターしても、不安なときは"それ"がグルグル頭の中で周っていると予想しています。 多分、GTDは万能ではないのです。 全てのモノ/コトに関しては。 万能でない例として、不安な事とか、気になることとか、気分の悪くなることとか。

じゃぁ、GTDをマスターしても意味は無いのか。 否。 意味はあると考えています。 というのも、GTDの方法で大体の雑事は片付けられるんじゃないか、と思っているからです。 大体の雑事、放っておくとたまってきて気になるもの=不安の元、を(少しは)楽にできるんじゃないかな、と。 ちょっとした不安なら、「やれるだけの手は打った」と考えることもできます。 でも親玉クラスの不安になると、やれるだけのことはしても、まだ、心配になることはあります。 まぁ、心配したからといって状況が良くなることはめったにないと思うんですが。

僕は今、GTDとは電動アシスト付きの自転車みたいじゃないかな、と考えています。 ゆるい坂道の時=普通のとき(あまり忙しくない)、というのは、自転車の補助だけでも結構上がれるんじゃないか。 キツい坂道の時=忙しくて勝負所という不安なとき、というのは、補助だけじゃ足りないから、自分でもペダルを踏む。 さすがにキツい坂をアシストだけでのぼり切ることはないんじゃないかと。

で、注目するのは、「キツい坂ってどれくらいあるの?」ということじゃないでしょうか。 パレートの法則が適用できるなら、20%くらいですかね。 逆に考えたら、残りの80%はゆるい坂道なんじゃないでしょうか。 もしそうなら、その80%の時間を占めるゆるい坂道で、景色を見ることを忘れて必死にペダルを踏んでないで、 「これからどこに向かうんだっけ?」とか「こんなルートで行く予定だっけ」とか考えながら楽に行けたら良いじゃないですか。 楽しめたらそれに越したことはありません。 で、たまにキツい坂ではヒイヒイ言いながら頑張ってペダルを踏む、と。 「この峠を越えればしばらくは平坦」とか「このカーブを曲がれば良い景色が見えそう」と自分に言い聞かせたりしながら。

ゆるい坂道でも脇目も振らずに頑張ってペダルをこぐ、というスタイルもあります。 そういうスタイルもありますが、僕がそれをやると、キツイ坂道でギブアップしてしまいそうです。 普段から一杯々々ですからそれ以上頑張れなさそうです。 どこまで坂が続くか考える余裕も無さそうですし。

そんな訳で僕はGTDを、GTDの考え方を「効き目に上限はあるけど、十分に使えそうな道具」と見ています。 大体の雑事のケアで助けてくれるんじゃないかな、と。 キツい坂のような大変なことというのは、まぁめったにないでしょうし。 なったらなったで、一生懸命ペダルをこぎますが、そのときもGTDはアシストしてくれるでしょうし。 おかげで、小さな雑事にイライラしなくてすむんじゃないだろうか、 本当に大変な1つ/2つのコトに集中できるんじゃないか、と考えています。 逆に言うと、GTDしなかったら他の雑事にも気を配らないといけないんじゃないか、とも考えられるんです。

そんなことを考えながら、GTDの力と限界とを想像しながらうまく利用できるといいんだけどな、と目論んでいるわです。

だから、題名の「GTD systemは僕の代わりに心配してくれる?」という問い掛けには 「GTD system自体は代わりに心配してくれない。記録して、見返せば思い出させてはくれるけどね」ということになるんでしょうかね。 ちょっとタイトルと中身がズレてましたね。

2009-02-01

Lifehack@Nagoya 2 参加記録

前回参加した Lifehacking.jp主催 Lifehack@Nagoya「GTDの力を実感する」参加だがね:感想だけ の第2回目に参加。 今回のテーマは「情報ダイエット」。 もちろん講師は 情報ダイエット仕事術 の著者 mehoriさんです。 どうにかに侵入してこようとするタスクをシャットアウトするか、それによって捻出した時間を何に・どう使うか、という話でした。

参加者は30人前後、でしょうか。 第1回目よりも増えた気がします。 気のせいでしょうか。

LTの感想でも。

  • drmaruyamaさん

「英語の勉強をしとけばよかったと思う」時は手遅れじゃない。 今、その必要性が理解できたのだから。

  • コウスケさん

手を動かしてマインドマップを描く。セントラルイメージを描く。(3色以上使う)

  • Sさん

リスト好き。 というか、チェックリストをチェックするのが好き。 同族かも。 再利用できるToDoリスト、それもチェックできるやつ、そしていつも携帯できるやつは無いか?

  • ochikun

スケジュールもToDOもGcalに統一。 その発想は無かった。

  • Soさん

アウトソーシングの基礎にはマニュアル化。 マニュアル作成・利用も投資時間の非対称性がある。 作成には膨大な時間がかかる。 それを実際の作業時間内に押し込む、時間の枠を決める方法の報告。

  • kakobonさん

コミュニケーションゲーム。 最初に「長く持つ」時点で「対角線」で持ってました。 体感式の新しい経験でした。 「すごい会議」より「信頼とは裏切られそうな時云々…」というのが何ページだったのかメモし忘れてしまった。

  • 虹の父さん

ユビキタスキャプチャの効用? 自分をモニタリングした結果の報告。 「明るい見通し」は「GTD systemが機能しているかの満足度に対応するわけではない」。 「明るい見通し」は「キャプチャしたメモの数に関係するのかも」。 メモを見返すチャンスを、メモを書く直前にするのは新鮮。ある意味、すき間時間の存在事態を無理矢理作り出してます。 自分は、書き捨てて、後から整理する時間を取っていましたから。 小刻みに反芻したほうが、忘却曲線が下に下がるのを防ぐことは期待できそう。

  • 太田さん

GTD+Rの大御所。 ロディア No.8を利用したTodo管理システム使用状況の報告。 5枚ぶらさがったら一旦リセット、というのは良い。 リセットする目安は助かります。 むしろ自分は腰リー…いや、腰ビールに目が。 あのゴムのバランスが素晴しい。 装着してるあたり、すでにDr中松です。

  • seven777さん

早起きについて。 朝起きる8時間ほど前に夕食は摂り終わったほうが良いらしい。 自分は床に就く前3時間と注意していた。 睡眠時間を6時間と考えれば大体合いますね。 むしろ、「朝コンビニに行くべき」というのは新しかった。

そして懇親会へ。 20人くらい参加。 30人中20人って、どれだけ飲み会が好きなんでしょうね。みなさん。 たくさんの人と知り合うチャンスができました。 3テーブルに分散してみなさんワイワイしてました。

散々しゃべって解散したのが23:00頃。 遊びすぎたかなぁ。 まぁいいか。 得られた内容に満足できたのだから。

とりあえず勉強会の内容は以上。 とりあえずアウトプット。

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