こんなお知らせ
があって、11/14(土)に参加してきました。
参加者としてその時間を過ごして満足しました。
イベントは。
懇親会の途中で失礼しなければならなかったのが悔やまれます。
今回のテーマはコミュニケーション。
スタッフの!kakobonさんが講師役?としてワークが始まりました。
ちなみに!kakobonさん本人は
講師じゃなくてナビゲーターだ
と言っていました。
ワークとしてやったことは
- 名前数珠つなぎ
- 身振りだけで絵を描く
- バースデーリング
- グループブレーンストーミング
- 個人ワーク
- ペアゲーム
その後、LT、クロージングでした。
各ワークで何をしたかは
貧民夜想會[Lifehack]名古屋ライフハック研究会 vol.5「コミュニケーションハック」
を参照することにして、以下はその時の感想やら気がついたことを。
名前数珠つなぎのおかげで一緒のグループの方の名前(というか呼び方)を覚えられました。
何回も言ったり聞いたりしたおかげですね。
ただ、名前を覚えることはコミュニケーションに何か意味はあるのかな?と考えたところよく分かりません。
まぁ、その後のワークやら休憩時にお話しやすくなりました。
確かに、モノに名前(呼び名)をつけることで対象としてとらえ直すことが出来ますが、それは事物一般での話で、1個人にまで適応できるかは知らないのですね。
ということを後から考えてみたり。
次に、その名前を覚え合ったグループで「身振りだけで絵を描く」ワークに挑戦しました。
当グループは「車の絵」を描きました。
せのび道さんでその写真が紹介されています。
平和な絵です。
続けて別のグループ分けでバースデーリングを作成しました。
この2つのサイレントゲームでは、ちょっと予想が外れました。
相当苦戦するかと思いきや、とにもかくにもやることはやりましたから。
考えてみたらそれはそれで合っているのかな、とも思えます。
でも正直よく分かりません。
というのも誰かさんが受け取るメッセージの総量を100%とすると、
言語によるもの(バーバルコミュニケーション)は約30%、
非言語によるもの(ノンバーバルコミュニケーション)は70%を占めた気がします。
何を単位情報量としてカウントしたのかは知りませんが。
まぁいいとして。
だとしたら、今回の制限で使えなかった言語によるものを除いた残りの70%で意思疎通しようとしたはずなのでそれはそれで良いのでしょう。
ただ、「何を描こう」という抽象的な内容だけを身振りで決めて各々勝手に推し量りながら描くというのは、基本的に抽象的なコトのはずです。
抽象的な事柄はノンバーバルコミュニケーションでは出来ない分野、もしくは苦手な分野と認識していたのですが。
抽象的な事柄は言語に頼っていたはずなんです。で、手話を用いてコミュニケーションする際も、その取り決めは言語によってなされているはずなんです。
もし僕の記憶が間違っていて、ノンバーバルコミュニケーションでも抽象的な事柄を扱えるとしたらそれは問題ないのです。
反対に僕の記憶が合っていて、ノンバーバルコミュニケーションでは抽象的な事柄を扱えないとしたら・・・迷路が始まります。
それは、今回のお絵かきワークの様にノンバーバルコミュニケーションでできあがったモノは何なのだろうか?という問いです。
分解して、
- このワークで代表したお絵かきというのは何のデフォルメだろう?
- 僕が期待した「改善したコミュニケーションで作ろうとしたモノ」は何だろう?
ということが分かっていないことになりました。
この問いは参加しなければ自分で気づけませんでしたね。
収穫です。
相手の思考を慮り、相手との溝を埋めようとした結果できあがったモノは何だろうか?と考えています。
というのも、ワークは何を代表したモノか?が和からないながらも、このワークを終わらせた直後は達成感がありましたから。
前段落の疑問とは一致しなさそうな材料ですが。
あの満足感は「要件については事前の要求水準がいつもと比べて低かった」という話で説明出来るかも知れません。
そうすると、ハードル下げて跳べて満足という話とも一致してそれなりに納得できる話になります。
他に解釈のしかたはあり得るかも知れませんね。
今回行ったワークのバリエーションとして、
反対に言葉だけで相手と絵を描くとなると、ちょっとしたNASAの宇宙飛行士選抜試験になるな、と帰り際思い出しました。
これは余談です。
グループブレーンストーミングでは
をそれぞれ3分間リストアップせよ、それも各自でその方法をメモせよというルールでした。
これは進行が相当興味深いものでした。
最初の「上手く聞く方法」と後の「うまく伝える方法」のリストアップ時には条件が違いました。
条件の違いは2つあります。
- グループ内ファシリテーターの明示的指名の有無
- 目標数の有無(同じワークをした別のグループの話)
上2つは両方とも後の「上手く伝える方法」リストアップ時に適用したのですが、当グループではその方法の数が
(上手く聞く方法):(上手く伝える方法)=13個:21個と1.5倍近くに増えました。
コミュニケーションとは直接関係ないかも知れませんが、環境設定、目標設定による量の違いとして記録しておきました。
後付けルールを通した!kakobonさんとの不完全情報ゲームみたいで考え甲斐があります。
そうなればコミュニケーションとは大いに関係があるんですが、狙っているのかも知れませんね。
個人ワークでは、自分が大事だと考える「上手く聞く方法」「上手く伝える方法」を先ほどリストアップしたモノの中から1つずつ選び、併せてそれを選んだ理由を考えました。
自分が選んだ2つの方法を携えて、ペアを作って「自分の好きなモノを相手に今食べたくさせる」プレゼンテーションを互いに挑戦しました。
で、そのペアワークの振り返り、自分が大事だと考えた2つの方法を達成できたか?という報告をグループ内でプレゼンテーションしました。
結果は1勝1敗。
離すスピードは辛抱できませんでした。
ここまででワークは終了。
その後ライトニングトークスで9人の方が発表してくれました。
毎回思うのですが、よく話したいことを5分でまとめるなぁ、と。
で、懇親会の途中で後ろ髪引かれながら帰宅しました。
イベントが終わって1週間経ってからの記録です。
まぁ、とりあえず今はこれだけ。
一緒に準備してくれた方、当日一緒にワークしてくれた方、一緒の場所に集まってくれた方、どうもありがとうございました。