2009-12-17

tipsを発表するときに見るリスト

名古屋ライフハック研究会vol.6「私のライフハックス2009」12/19(土):参加申込み始まっています! にあるように、

今年取り組んだり、見つけたりしたおすすめのライフハックを持ち寄って紹介する会をあわせて開催します。

というライフハックネタ持ち寄りパーティーがあります。

これに参加するので、

何かネタを考えなければならない。

とあれこれ考えているのですが、どうやってネタを出したモノか・・・。

今日ネタのアイディア出しをしたのですが、リストアップ前に準備したトリガーリストをどうぞ。

つ未来の自分

  • 問題は何か?
    • 誰が何に困っていたか?
    • 何を問題としたか?
      • 何に注目したのか?
      • 何を重視したのか?
      • 何を無視したのか?
    • 何が理想とズレいたのか?
      • ズレはどれだけ?
  • どうやって問題を解決したか?
    • 問題の原因を何と設定したか?
    • 最終的に何を変化させることで問題解決(理想と現実とのズレ)を計画した?
      • 何を変えた?
        • どう変えた?
          • 今までの方法と違うところは何?
    • 起こりうるリスクに対してどんな予防策を用意したか?
      • リスクのシナリオは?
      • その改善策とは?
  • 結果どうなった?
    • 問題は解決されたのか?
    • 効果はあったのか?
      • 便利になったのか?
      • 効果があったとしたらそれは何か?
    • 残っている問題は何か?
    • 新しく発生した問題は何か?

手帳にリストアップしたモノを構造化してみたのですが、 どうみてもよく見るフレームワークです。 本当にありがとうございました。

まぁ、上のリストをトリガーとして、手帳をぺらぺら探しています。 発表時、時間内にはとても全部の項目について言えないだろうから、一点だけに絞ることにします。 その発表で何に注目したか。

今回は、特に時間も短そうだし(最長3時間を26人で)。

(/ 180.0 26)
6.923076923076923

一人3ネタだったら、どうやっても1ネタ2分以内。 一仕掛けあって1ネタ1分です。

2009-12-06

一言にまとめてみると?

高校の頃、担当の先生につかまり、勉強の記録をつけさせられたことがあります。 これによって「自習するようになった」という結果は出ました。

こんな方法でした。 B4(A3?)の紙いっぱいに、1週間分の全ての科目の一覧表があり、以下の項目を記入して毎週提出してました。

  • いつ
    • 日付
  • 何を
    • 科目(表中の位置で明示)
    • やったことの説明(20mm x 7mmくらいのスペースに)
  • どれだけ
    • 何分

全ての科目につき、

  • 一週間でその科目に何分
  • 一日何分

おまけには

  • TVを何分見たか
  • 何分読書したか

を記入する欄まであって、充実のサービスでした。 今思い出しても涙が出てきます。

この表に毎日記入することによって、いやでも自分の時間の使い方を見させられました。 最悪提出する直前に書き込むとしても、週一回はそういった事実と向き合わざるを得ませんでした。 そのときはある種の居心地の悪さを感じたものでした。 その感覚の向かい先には提出先の先生の視線だった訳ですが。 今も似たような感覚に追い込まれることもあるのですが、昔と今とでは少し違います。 今はその先には自分の計画とのズレがあるわけです。 どちらにしても周りから、もしくは(流されて?自分でも)「そうあろう」と思った目標に近づこうとしているはずなんで、流用できるはずなんですが。

続けて今回は「提出時に先生から質問されたこと」を1つ思い出しました。 先の表中には「**を勉強しました」と勉強内容が書いてあるのですが、それについて、

**の何をやったんだ?

と訊かれて、それにたいしてさらに詳しい説明をするというものでした。

ここまで書いて何を言いたかったかというと、 以下の2つの作業をさせられたことにより、勉強内容をまとめさせられたんだなぁ、と。

  • 表を埋めるために内容を4-5文字まで圧縮
  • それについて質問されたときに備えて、一息でなんとか説明を試みました(想定問答集作成)
    • 説明の正誤は保証しません

そんなことです。

今言ったことを「説明すること」にシフトすると、あるトピックについて

  • 3,000字で説明してください
  • 400字で説明してください
  • 20字で説明してください
  • キーワードを2つあげてください

に対する準備をしていることになります。 時間という尺度で区切れば、

  • 60分で説明してください
  • 20分で説明してください
  • 15分で説明してください
  • 5分で説明してください
  • 1分で説明してください
  • 30秒で説明してください

といった要求に対して準備をしていることになります。

言う事は変わらないはずなので、

  • どの部分を残すか=どの部分を削るか

を整理できてないといけません。 その整理する作業が理解することだ、 その理解度を確認する方法が口頭試問によるアウトプットだった、 ということを思い出だしたエントリです。

2009-11-21

名古屋ライフハック研究会 Vol.5 コミュニケーション・ハック 参加記録

こんなお知らせ があって、11/14(土)に参加してきました。

参加者としてその時間を過ごして満足しました。 イベントは。 懇親会の途中で失礼しなければならなかったのが悔やまれます。

今回のテーマはコミュニケーション。 スタッフの!kakobonさんが講師役?としてワークが始まりました。 ちなみに!kakobonさん本人は

講師じゃなくてナビゲーターだ

と言っていました。

ワークとしてやったことは

  • 名前数珠つなぎ
  • 身振りだけで絵を描く
  • バースデーリング
  • グループブレーンストーミング
  • 個人ワーク
  • ペアゲーム

その後、LT、クロージングでした。

各ワークで何をしたかは 貧民夜想會[Lifehack]名古屋ライフハック研究会 vol.5「コミュニケーションハック」 を参照することにして、以下はその時の感想やら気がついたことを。

名前数珠つなぎのおかげで一緒のグループの方の名前(というか呼び方)を覚えられました。 何回も言ったり聞いたりしたおかげですね。 ただ、名前を覚えることはコミュニケーションに何か意味はあるのかな?と考えたところよく分かりません。 まぁ、その後のワークやら休憩時にお話しやすくなりました。 確かに、モノに名前(呼び名)をつけることで対象としてとらえ直すことが出来ますが、それは事物一般での話で、1個人にまで適応できるかは知らないのですね。 ということを後から考えてみたり。

次に、その名前を覚え合ったグループで「身振りだけで絵を描く」ワークに挑戦しました。 当グループは「車の絵」を描きました。 せのび道さんでその写真が紹介されています。 平和な絵です。 続けて別のグループ分けでバースデーリングを作成しました。

この2つのサイレントゲームでは、ちょっと予想が外れました。 相当苦戦するかと思いきや、とにもかくにもやることはやりましたから。 考えてみたらそれはそれで合っているのかな、とも思えます。 でも正直よく分かりません。

というのも誰かさんが受け取るメッセージの総量を100%とすると、 言語によるもの(バーバルコミュニケーション)は約30%、 非言語によるもの(ノンバーバルコミュニケーション)は70%を占めた気がします。 何を単位情報量としてカウントしたのかは知りませんが。 まぁいいとして。 だとしたら、今回の制限で使えなかった言語によるものを除いた残りの70%で意思疎通しようとしたはずなのでそれはそれで良いのでしょう。 ただ、「何を描こう」という抽象的な内容だけを身振りで決めて各々勝手に推し量りながら描くというのは、基本的に抽象的なコトのはずです。 抽象的な事柄はノンバーバルコミュニケーションでは出来ない分野、もしくは苦手な分野と認識していたのですが。 抽象的な事柄は言語に頼っていたはずなんです。で、手話を用いてコミュニケーションする際も、その取り決めは言語によってなされているはずなんです。 もし僕の記憶が間違っていて、ノンバーバルコミュニケーションでも抽象的な事柄を扱えるとしたらそれは問題ないのです。 反対に僕の記憶が合っていて、ノンバーバルコミュニケーションでは抽象的な事柄を扱えないとしたら・・・迷路が始まります。 それは、今回のお絵かきワークの様にノンバーバルコミュニケーションでできあがったモノは何なのだろうか?という問いです。 分解して、

  • このワークで代表したお絵かきというのは何のデフォルメだろう?
  • 僕が期待した「改善したコミュニケーションで作ろうとしたモノ」は何だろう?

ということが分かっていないことになりました。 この問いは参加しなければ自分で気づけませんでしたね。 収穫です。

相手の思考を慮り、相手との溝を埋めようとした結果できあがったモノは何だろうか?と考えています。 というのも、ワークは何を代表したモノか?が和からないながらも、このワークを終わらせた直後は達成感がありましたから。 前段落の疑問とは一致しなさそうな材料ですが。 あの満足感は「要件については事前の要求水準がいつもと比べて低かった」という話で説明出来るかも知れません。 そうすると、ハードル下げて跳べて満足という話とも一致してそれなりに納得できる話になります。 他に解釈のしかたはあり得るかも知れませんね。

今回行ったワークのバリエーションとして、 反対に言葉だけで相手と絵を描くとなると、ちょっとしたNASAの宇宙飛行士選抜試験になるな、と帰り際思い出しました。 これは余談です。

グループブレーンストーミングでは

  • うまく聞く方法
  • うまく伝える方法

をそれぞれ3分間リストアップせよ、それも各自でその方法をメモせよというルールでした。 これは進行が相当興味深いものでした。

最初の「上手く聞く方法」と後の「うまく伝える方法」のリストアップ時には条件が違いました。 条件の違いは2つあります。

  • グループ内ファシリテーターの明示的指名の有無
  • 目標数の有無(同じワークをした別のグループの話)

上2つは両方とも後の「上手く伝える方法」リストアップ時に適用したのですが、当グループではその方法の数が (上手く聞く方法):(上手く伝える方法)=13個:21個と1.5倍近くに増えました。 コミュニケーションとは直接関係ないかも知れませんが、環境設定、目標設定による量の違いとして記録しておきました。 後付けルールを通した!kakobonさんとの不完全情報ゲームみたいで考え甲斐があります。 そうなればコミュニケーションとは大いに関係があるんですが、狙っているのかも知れませんね。

個人ワークでは、自分が大事だと考える「上手く聞く方法」「上手く伝える方法」を先ほどリストアップしたモノの中から1つずつ選び、併せてそれを選んだ理由を考えました。 自分が選んだ2つの方法を携えて、ペアを作って「自分の好きなモノを相手に今食べたくさせる」プレゼンテーションを互いに挑戦しました。 で、そのペアワークの振り返り、自分が大事だと考えた2つの方法を達成できたか?という報告をグループ内でプレゼンテーションしました。 結果は1勝1敗。 離すスピードは辛抱できませんでした。

ここまででワークは終了。

その後ライトニングトークスで9人の方が発表してくれました。 毎回思うのですが、よく話したいことを5分でまとめるなぁ、と。

で、懇親会の途中で後ろ髪引かれながら帰宅しました。

イベントが終わって1週間経ってからの記録です。 まぁ、とりあえず今はこれだけ。 一緒に準備してくれた方、当日一緒にワークしてくれた方、一緒の場所に集まってくれた方、どうもありがとうございました。

2009-11-13

20分耐久テスト-都合とSWOTと時間割引-

今回も性懲りもなく20分だけ書いてみることにします。 やっと書いてみることができそうです。 なんか自分はイベントとかの締め切りがないと動けない人間ということを再認識させられます。 というのも、明日11/14がライフハック研究会Vol.5 コミュニケーション・ハックだからですね。 たぶん、それで焦って今何かを書いている、それも昼休みに。 なかなか変なコトです。 これができるなら、もっと前からも出来たでしょうに。 コンスタントに出来るかはまた別の問題ですが。

さて、 先日のエントリー

2軸目を見つけられない

と書きました。 が、後で考えてみたら見落としていました。 自分の都合を1軸目、そして2軸目は他人の都合にすれば良かったのです。

で、更に考えてみたら、この考察はSWOT分析になっちゃうんだな、ということに至りました。 なぜかというと、外部環境と内部要因の各条件に対してシナリオを作るということですから。 それを前回のエントリーに焼き直すと、外部要因(=他人の都合)と内部要因(=自分の都合)の各条件に対するシナリオ(=得られそうなアウトプット、怒ってしまいそうな不都合)、を出力することになりますから。

ということを夜散歩しながら気がついて「これは何も新しくない、けどネタにしておこう」と思いつつ随分と時間を浪費してしまいました。 気がついたらあっという間に時間は過ぎているのです。 それも気がついたときにしか気がつけないというのが恐ろしい。 気がつくだけの余裕がないとき、つまり何かに手一杯の時というのは、時間が流されているということ自体すら気がつけていないんですね。 だから「時間が大事」とあちこちで言われるわけです。 で、時間が浪費されていないかをチェックするのですが、その管理コストが問題になるわけです。 「時間に対する行動管理が大事だ」ということに納得して、行動管理・時間管理をおこなおうとするとそれに必要なコストを消費することになります。

ただ、なにかやる気があるときと無いときとでのコストの価値が違うように感じるんですね。 評価に時間的な一貫性がない、と言えるでしょう。 僕はどうも双曲性を持った時間割引率を持っているのかも知れません。 本当にそうだとしたら随分と理解に苦しむ行動指針を持っていることになりますが。 たぶんそれを補正するために、その時点での価値を書き出して自分から離れさせて、後から参照するんでしょうね。

あ、あと4分だそうです。

そういえば、この20分耐久テストではトータル2000文字くらい書いている人が普通みたいです。 僕はというと、 前回のエントリー は大体1700文字くらいでした。 ちょっと頭の回転が遅いかな。 今回は何文字になるんでしょう? 前回よりももっと少なくなりそうです。 不思議ですね。あらかじめ考えたことをタイプしているはずなのに。

そういえば風邪を引いて散々なめにあいました。 後に引きますし、お肌もぼろぼろになります。 こういうコトを体験すると、やっぱり動きやすい「普段のコンディション」というのはよっぽど良いモノだな、と痛感します。 そのときは、健康維持コストが多少割高になっても納得できるわけですよ。 なかなか現金なモノだと・・・・あ、時間です。現金なモノだと思いますね。

以上20分耐久テストでした。

2009-10-21

20分耐久筆記

ただいま20分書き出し訓練をやっています。 初めてです。

これははてなで見て、「お、使えそうなトレーニングだ」と思ってチェックして、自分で試してその効果をチェック使用と思います。

さて、20分間ひたすら何かをしゃべり続けることができるのだろうかとちょっと考えているのですが、これは自分の考える速度、それを言語に直す速度、そしてタイピング速度の直列の処理になっていると考えられます。ですからその3つの作業の中で、作業速度が一番小さいところが、この20分書き出し訓練の処理速度のボトルネックとなります。

この20分書き出し訓練を始めようとした理由というのは、上記のもの以外にももうひとつありました。それは、ブログの投稿数を増やすことです。これなら書き出し20分、情報確認5分、整形+アップロード5分のトータル30分で1エントリー出来上がるのではないか、という甘いも黒も見です。。を描くのには数時間単位かかったものが少なくなかったので、エントリー作成への敷居を下げようと考えてのことです。

さて、この方法にも問題があります。情報漏洩ですね。 自分の意図しない情報まで垂れ流してしまっている可能性が捨て切れません。 この20分書き出し訓練をやってみると、自分は基本的に垂れ流しですので、情報の取捨選択ができたものではありません。 そのうち研究内容とか生活管理の改善方法とかがごっちゃになることでしょう。 そうすると、意図しない場所、意図しないコミュニティでの個人特定がなされてしまい、ちょっと困ったことになるかもしれません。 Lifehacking.jpのmehoriさんがいうような「ネットに個人を出してその緊張感を活かしていこう」という高みまではまだ到達できていないようです。

そういうことを考えても、まだ「頭にあることを書き出してみる」ということの魅力を捨てきれない、捨て切れなかったのでこのようなテストに挑んでいるわけです。 どうやら、個人特定への恐怖よりも、自分の考えていることを吐き出すこと、に魅力を感じているのかもしれません。 ひょっとしたら、さらに欲張りで、自分の考えたことに対するフィードバックを期待している、それを否定するだけの材料が無いことも認めなければいけないようです。 思ったよりも孤独で耐えられる人間ではないのかも知れません。ひょっとしたら他人からの承認を必要としているのかもしれませんから。

今、残り9分くらいのですが、とうとう筆が止まってしまいました。打鍵がとまってしました。あ、頭がつながりました。

思いつくことに関してただひたすら情報を垂れ流すということは、どういうことか?どういう可能性を持っているのか少し視点を変えて考えてみたいと思います。 先ほどは、「自分にとって書き出すことのメリット/デメリット」という視点で話を進めました。 今度は「Webを介して読む人へのメリット/デメリット」を創造してみたいとお思います。

このブログを読まれる奇特な方がどれほどいらっしゃるのかさっぱりわかりませんが、そして、どのようなキーワードがヒットしてこのブログにたどり着かれた方々がいらっしゃるのかわかりませんが、おそらく読み手としては「検索でいらっしゃった一見さん」と「物好きなリピーター」という分類ができるでしょう。 これでマトリックスの1軸が出来上がりました。

もうひとつの軸を設定使用かと考えていたのですが、思いつきませんね。あれ? マトリックスを作成して、それぞれの領域でメリット/デメリットを作成できるはずなんですが。

あ、残り3分になりました。犬がやってきて僕とラップトップとの間で寝始めました。 いや、これから散歩しないといけないんですが、寝てもらうと困ります。

話がまとまらないので、マトリックスでの分類はあきらめて、一見さん/リピーターの 2元的な分類で対応しようと思います。

まずは一見さんがこの垂れ流しブログをみてのメリットは、あるでしょうか? 非常に疑わしい。おそらく無いでしょうね。 デメリットに関しては時間の無駄になることでしょう。もっともキーワードにヒットするかどうかすら怪しいものですが

リピーターの方へのメリットは、僕の頭の生な状態が見れることでしょうか。 万が一興味を持っていらっしゃる方がいたとして。 デメリット

あ、時間切れです。今回はこんな感じでした。 さっぱり論理的にはかけませんね。

2009-10-02

知ったかぶりすると恥ずかしい目に遭います。目的も達成できません。

後輩が作業の陣頭指揮で、目的をごっそり間違えてしまい、上司がぷりぷり怒り出した様子。 それを見た後輩が余計パニックになっておろおろし出したので助け船を出そうとしたのですが、失敗しました。 質の悪い助け船は助けになりません。理由は以下の1点です。

  • そもそも今回の作業の目的を知らなかった、確かめなかった
    • ある作業を行うことだけにフォーカスした。手段が目的となっていた。

目的が違えば、そこから要求されるモノも違うので、達成方法も違う。 これは派手に間違えました。 ということで、今度からは 「そもそもの目的は確かめよう(しつこいと思われるかも知れないけど)」 と思います。

そして確認をしなかったことはなぜか?と考えてみたのですが、「知ったかぶりをしていたんだろうな」と思います。 状況から予想しただけで、確かめなかったのですから。 典型的なダメパターンですね。

これからは、立案するときに、そもそもの目的を質問して確認することにします。 じゃないと、同じ失敗を失敗を繰り返してしまいます。 それに、考えたことが無駄になることが多すぎるので。これは楽になってません。ちゃんと楽できるために下ごしらえします。

で、帰り際に教官から「今日は特によく動いてくれてありがとう」と言われたのが、意外でした。 緊急時のことについてだったのか、後輩を諭す役を買って出たことなのかはちょっと分かりませんが。 そういわれて不思議な気分です。思いっきり失敗したのですが。

2009-09-28

ライトニングトークス分科会に参加しました

[2009-09-26]に Blog Forest - プレゼン一色の週末。LTとドリプラGIFU。すごい人たちばかりだ。 のLT分科会に参加してきました。

参加した目的は「発表の練習をしたかったから」です。 これに尽きます。

今回は以下のことを挑戦しました。

  • 資料作成時
    • 5分で話せるトピックを選択する
      • 発表のキーセンテンスを用意する
    • 結論をタイトル直後に用意する
    • 結論を複数回表示する
  • 発表時
    • せめて一回は聴衆の方を向く
      • できれば誰かの顔を見る
  • その他
    • 人に質問する
      • そのために発表を聞く

発表したとき、みなさんの方を向くことは向けたのですが、とても誰かの顔を見るところまでは到達できませんでした。 この挑戦は次回に持ち越すことにします。

そして、質問しようとしたら急に停止しました。 そのときになって初めて「何を質問するべきなのか」を考えたのですから。 これには困りました。 発表内容の理解、さらに質問のためのフレームワークを用意していなかったんです。 質問する目的は何なのか? 今回のLT練習会に参加し、聴衆側の練習として質問しようとした目的は何なのか? を用意していませんでした。 準備不足でした。 ちなみに質問用フレームワークがあっても、目的に沿ったフレームワークを選んで使えていなければ話になりません。

さて、自分の発表について教えていただいたことは

  • 早口
  • 字面への配慮が足りない
  • 聞き手の受け取り準備状態を考えていない
  • 絵が無い
  • 発表者が動き回っているので、スライドを注目して欲しいのか自分を注目して欲しいのか迷う

ということでした。 発表するまでが一杯一杯で、フィードバックをもらってからのことを考えてませんでした。 あとで配布されるという発表ビデオを見てチェックします。

以下、発表された内容のメモの一部を。

  1. SBMにはコメントをつけて検索を利用せよ
  2. LT tips:「間」を使え
  3. 書籍「魔法のように片付く!見つかる!超ファイルの技術」の紹介:袋に入れて2段階(大,小)分類せよ
  4. 紙をつかう道具として考えているのは超整理手帳だけ!
  5. 数学は楽しい:・・・らしいです
  6. ムチを使え
  7. コミュニティーの作り方:ニーズの表裏
  8. 書籍「フィンランド式キッズスキル入門」の方法紹介:時事ネタをさらりと入れてました。スマート。
  9. アウトプットのすすめ:継続して成長するために
  10. 読書とプチeco ブックダーツを使うコツ:もっと聞きたい
  11. マラソンは団体競技です?みんなで楽しめます。
  12. いつも価値観を確認できるタスク管理法

分科会後も懇親会があり、さんざん遊んだはずなんですが、帰宅したら夜10時前でした。 いや、こういう勉強会は助かります。

勉強会で聞いていただいた/教えていただいたみなさん、ありがとうございました。

2009-09-16

第9回ビジネス選書読書会

ちょっと日が経ってしまいましたが、 第9回ビジネス選書読書会に参加してきたよ と同じく読書会に参加してきました。 大本は 本を読んで成長しよう! 9/13(日) 読書会(名古屋)ですね。

参加者は15人前後だったと思います。 3つのグループに分かれました。 僕が属したグループでは、その中で持ち寄った本を交換して40分ほど読み、それぞれが感じたところを紹介し合いました。 それから各グループ1人ずつが代表として本の内容を発表しました。 ざっと、そんな流れでした。 僕がいたグループは計5人で、こんな本を交換して読みました。

レバレッジな本です。目次で表示されている項目すべてに「面倒くさいから・・・」と書いてあるそのメンタリティが好きです。面倒くさいからさっさと済ませてしまいたいものです。

なんともコメントに困る本。その装丁はビジネス書なのだろうか、と。 しかし何かの行動の先に自分の甘えを見つけ、最善を尽くそうとする姿勢に頭が下がります。

話すテクニックとかもありますが、話す前に聞く、聞くためには話しかけられやすい空気を作る。 ごもっとも。

これは僕が提出した本です。 どうも取っつきにくいモノだったようです。 自分でも紹介しきれませんでした。 モノにできてませんね。

今回の僕の担当本。 普段こういった本を読まないので、助かりました・・・? 唯一知っていたのが「劣化する通貨」という概念でした。もちろんシルビオ・ベゼルなんて名前は知らなくて、ミヒャエル・エンデ関連で聞いたことがあるだけだったのですが。それだけがオアシスでした。

そして面白かったのが、ここに示す図です。 見ていると本当に単純な熱交換器です。

ということがありまして。 確かに普段絶対に読まないであろう、手に取れないであろう本を見る機会が与えられました。 また、持ってきたモノ、読んだものに関して紹介しなければならなかったので、無理矢理にでもアウトプットしたことも良いことでした。強制的にでもまとめるように考えざるを得ません。

朝の時間を使えるのはありがたいですね。 自分の時間をコントロールできているつもりになれて、爽快です。 その後は約束したお昼ご飯で、昼からビールを飲んでご機嫌なstiloがいました。まぁ、何しようと自由ですし、見ていてなかなか面白いので止めはしません。

2009-09-12

注意資源分散モデル?

「注意資源分散モデル」というのを先日のセミナーで聞いたのですが、ずいぶんとややこしい。 それを勉強できる教材は無いかと探してみました。見つけられませんでした。

さて、それはそれとして、セミナー当日に自分で解釈した”注意資源分散モデル”というのを書いておきます。

話を聞いたところ、こんな感じでした。

あるタスクを遂行するのに必要な集中度をar(:Attention Requested)とした場合、自身の集中度aとの関係は以下に示す通りとなる。

a<<ar:達成できない(能力的にできない。トレーニングが必要)
a~ar:拮抗していてちょうど良く作業できる。
ar<<a:達成できない(簡単すぎて退屈してしまう)

このモデルに則るなら、自分の集中度aがar<<aのとき、(aを減らす方向で)調整してa~arを成立させる工夫がある。たとえば「ながら作業」をすれば、要求されるタスクに振り分けられる集中度ap(:Partial Attention)はap<aとなり、単独作業を行っていたときよりも集中度を下げて、目的とするar~ap(<a)なる関係を作ることは可能のはず。

・・・らしいです。 まぁ、要するに「ちょうどよくないとダメ」みたいです。やり過ぎでも、足りなくてもダメみたいです。

この話を聞いて「なんかの話で代わりにして理解できないか」を考えてみました。候補としては、

  • 予算獲得後の評価
  • 気体中のモル分圧制御

というところでしょうか。

予算獲得後の評価というのは、「ある目的のためにar円予算申請します」と言い、a円の予算枠がもらえた場合の話です。 a<<arだったら、要求した額に全く届かないので「こんな少ない予算でプロジェクトができるか!」という話になります。 a~arだったら要求した額に近い金額を支給されそうなのでめでたくプロジェクト完遂の可能性が出てきたことになります。 ar<<aだった場合は、要求した額を遙かに超える予算を支給されることになります。もらう方は「本当に何やるか分かってるの?」「どうやって使い切ればいいの?」「ネタ?」「書類の日付、4/1じゃないよね?」と困ることになります。 まぁ、最後の場合(ar<<a)の理由付はなんとでもなります。最適値以外では不都合が存在するという話をすればよいので。 そうすると、マルチタスキングによって集中力を適正値に持ってくる方法は何に対応するんでしょうか? 上の方がプロジェクトを新たに作って必要な予算を振り分けた結果「ごめーん、新プロジェクトにも回さないと行けないから、こっちにはapしか予算まわせないや。aから減っちゃってごめんねー」「あ、いや、いいですよー。おたがいさまじゃないですか。(ap~arならかえってウチは助かりますけどね!)」という話でしょうか。

モル分圧については、専門の方がさくさくやられてるでしょうから割愛します。モル 濃度にすれば気体に限らなくてもよいので、裾野が広がりそうですね。

2009-09-03

書いてみると視界が安定するときもあります

先日こんなことがありました。先生と僕の直属の後輩とのやりとりです。

先生「あのレポート、論文に出すから提出書類用意してね」
後輩「はい、komatsuna先輩に訊いておきます」
先生「・・・あのな、それは○○学会のWebPageみれば必要な書類一式の説明があるから、それ見てやりなさい」

ちょうど隣室で作業しているときにそんなやりとりが耳に入ってきました。 嬉しくありません。 いや、こちらが作ったレポートが論文に出すだけの価値があると評価してもらえるのはありがたいのですが、問題はそこではなく。 後輩が独り立ちできない件についてです。 それも自分がスポイルしているのではないか?原因が自分にあるのではないか?という疑念に反論するネタが思い浮かびませんでした。旗色が悪いです。

ひょっとして僕が何もかもお膳立てしてて、自分でものを探しに行くことをさせていなかったんじゃないか。自分が「何を欲しいのか」を考える作業すらさせたことがなかったんじゃないか。

という反省を書こうとしていました。

そんなネタを寝かしながらちょっと数日が過ぎまして。 本日こんなことがありました。ちょっと違うことです。

後輩が2日間かけていくつかのデータを解析してくれたのです。 最近教えたことを使って、僕の不在中に自分で試してくれていたようです。 今日はそれについてディスカッションしてから、さすがに反省せざるを得ませんでした。

確かに後輩には注目すべき良い点もあるのです。 何か作業するときはゴリゴリパワフルに進めていきます。 そして理解して使う速さも悪くはありません。 何よりも、今回自分で挑戦してくれました。 先日の「自分で考えて行動させれてないかも」という不安を打ち消すような行動も見ることができます。かりに解消しきれなくても何とかしてみようと動いていますし、それがマイナス面だったとしても補ってサポートすれば光るものを持っています。 つまり先日の僕の現状認識が偏っていて間違っていたんじゃないか、と思ったわけです。

そうなると、 むしろ問題は「自分が後輩を活かし切れてない件についてじゃないか」と矛先が自分に向きます。 「僕がもう少し大きな絵で目的を示せていれば、もっと自立的に動く練習を提供できたんじゃないか 」 「その段階にまで成長した後輩に気付くことなく、今まで通りの方針で接していたのは自分の怠慢だった」 と考えたわけです。まぁ「後輩の特性を活かしきるだけの能力が、現在の自分に備わっていないことがもどかしい」ということですね。

書こうとすると、改めて考えざるを得ませんね。大事なことだから記録しておきましょう。 このように実際に文字にして順番においていくと、視界を広くできますよ。先日の件だけに注目することもなく。という話でした。

2009-08-31

名古屋ライフハック研究会Vol.04「マインドハックセミナー」参加記録

2009-08-29(土)にライフハック心理学を運営されている佐々木正悟さんのセミナーに参加してきました。

熱気ムンムンでした。 例によって図を置いて、気づきは後日にでもかけたらいいな、と思います。

会った皆さん、ありがとうございました。

2009-08-08

歩き方

先ほど何かのテレビ番組で、2人の男性がザックを背負って歩いている絵がありました。 歩いている人達は2,3歩先を見ていました。

2人とも2,3歩先を見て歩いていました。 逆に後ろも向いていないし、遙か山頂をも見ていませんでした。

もちろん、歩いている最中に

  • 周りの景色を見ても
  • 山頂を見上げても
  • 歩いてきた道程を振り返っても

良いわけです。 それ以外にも、

  • 白昼夢を見ながら
  • マンガを読みながら
  • 「○○山なう」しながら

歩いていても良いはずです。

でも歩いているときは、歩くこと、次の一歩をどこに出すかをまず考えます。 転ばないために。 そして少し慣れてくると、次の一歩は、更に次の一歩を楽に進めるために、歩きやすいコースを決めるための一歩として使うようになります。 次の一歩をどこに起き、次の反対の足をどこに置くか。

トレイルランニングでも同じことだと思います。 これは競技なので、もっとシビアになるでしょうが。

考えてみると、これは当然といえば当然の話です。 まず目の前の問題(=歩行)をこなす。 そうでなければ、最終的なゴール(自力で登頂)を達成できませんから。 そのために、その作業にすべてのリソースを費やす。 まずはそこから。

上級者になれば、スケールの違うこと、例えば

  • 次の一歩をどこに置こうか
  • そっちに行くのにこの岩を避けようか
  • どこで休憩しようか
  • この天候で続行して大丈夫だろうか
  • 体が冷えてないか
  • このペースで問題は無いか
  • このフォームで歩いてロスが多すぎないか
  • 視点を変える必要があるか

ということをを次々と、そして無意識に考えることができるのでしょう。 でも、それは、最初の「歩くこと」がまずできてからです。 極端な話、他の判断ができても「歩くこと」ができなければまず自力登頂はできませんから。

先に書いたこと、というのはある程度実際に練習する必要があります。 ある程度実際に練習するには、そう。山で実際に歩く必要があります。 山で歩けるようになって初めて、それらの状況判断の実地練習もできます。 さらに、より効率的な「歩き」ができれば、残るリソースをより上級の作業に集中することができます。 意識して練習するなら、の話ですが。

更に上を目指すなら、 足下を見て、泥にまみれてのたうち回らないといけない、ということです。 基礎訓練をより積まなければならない、ということです。

当たり前と言えば当たり前の話になってきました。 しかしそれにしても、成果を目にするにはこれはまた気の長い話になってしまいましたね。

2009-07-23

今日やらないこと

最近行動が変わったこととして、意識して活動を減らせるようになりました。 減らしているのは、活動量、活動時間です。 それでもその日の反省で後悔することはそれほどありません。 ありがたいことです。 何かを切り捨てると決めてから切り捨てるのですが、その日の最後、それなりに納得できる時間の使い方ができているようです。 手前味噌ですが。

こういうことができるようになったのは、一日の予定をクローズドループにして、終了予定時刻とにらめっこするようになったからなんですが。 以前よりも取捨選択するタイミングが早くなりました。

ただ、問題は取捨選択する基準が、「時間的にもう詰め込めないから」というリソースの上限があげられていることです。 逆に言うと、「時間さえあればいくらでもやります」ということになります。 体力的に、とか、やる気的に、という話でも同じことです。 自分で設定した工数で物事を完了できていない、ということが問題なのです。 フタをしていない箱に、順行思考でガンガンタスクを積んでいる段階なのです。基準があったとしても、箱の大きさが限界の基準でしかありません。

できれば取捨選択する基準は、「最終目標を達成するのに必要な作業か?」「自分のすべきことか?」という基準で、選択できるようになりたいモノです。

ちなみに、「活動量減らして日の満足度が変わらないのなら、効率(満足度/活動量)を最適化できていない」 と最適化への道へはまだ挑戦できそうにありません。 まだ今は、意識して自分の生活の流れを変える。 それだけで手一杯のようです。 この調整が無意識にできるようになったら、次のことを考えられる時期になるでしょう。

もちろん、全体のボリュームを下げることが許される環境でしかできないわけですが。

2009-07-19

制限と境界の違い

<「書く気分」にならないと書けないというのは間違いだ。じつはどんな気分も書く気分としてふさわしい。> ジュリア・キャメロン ごそごそごそ。
Originally posted as a comment by Amei on Chemical Xを取り除いた何か(仮) using Disqus. というアドバイスを受けて考えたこと。

"「書く気分」ならないと書けない"と考えていたことを教えてもらいました。

さて、ここからどうするか。 少なくとも2通りの道が考えられます。

  1. 「書きたくない気分」も「書く気分の対象」として認め直す
  2. 「書く気分」になるものを無理矢理見つけるフォーマットとして利用する
どちらかというと、対象を広げた方が最初は楽そうです。ネタ切れ感がないですから。 反対に、無理矢理にでも一日を省みるフォーマットとして「書く気分」になるものがあるのなら、それを利用するのも一手に成り得ます。 使い方を間違えると精神的に苦しくなるでしょうが、自身の行動を定点観測で省みれる数少ないチャンスではあります。

自分は・・・迷いますね。 当分はなんでもあり、なんでしょうね。 話題をえり好みできる物量的な余裕がありませんから。

2009-07-17

その日その日のために勉学するもの

学問の研鑽では、誓って、対象そのものを見据え、対象を念頭に置いて語り、また、語る言葉も対象に委ねて、対象が導くままに巧まざる文章があとに続くようにさせるほうが良い、というのが私の考えです。私はこう自問自答します、「何世代にもわたって残るようなものを書く必要がどこにある。後生の人々がおまえのことを黙して語らぬことのないようにしようという、その努力をやめようとは思わないのか。お前は死ぬ定めを負って生まれたのだ。誰も何も黙して語らぬ葬儀の方が面倒も少ない。 だから、何かを書くにしても、公にしようとは考えず、暇つぶしに、飾らない文で自分の用のために書くがよい。 その日その日のために勉学する者は、それほどの労を必要としない」と。

セネカ セレーヌスに寄せる 心の平静について 大西英文訳 1章13節より

だから、書いてみましょうか。

2009-07-10

2週間続いていること

先日の仕事ハックスに参加して

これは良い

と思い、続けていることを書いてみます。

  • クローズループの保持
    • タスクを1列に並べている
    • 終わる時間を見ながら、省いたり、延長したり調整している
  • 嫌いなことを、自分に深く考えさせない
    • とりあえず手を動かす作業に没頭させている
  • テンプレートを使い始めた
    • ToClip
    • gmail labのcanned responseは反応が遅い
  • 思いついたことをEvernoteに放り込んでいる
    • stickies連携のWin+s, 入力, Ctrl+a, Win+aのコンビネーションは秀逸
  • 収集した情報を振り分けている
    • 一日の終わりに振り分け用時間を確保
  • 音声リマインダを利用
    • 10min, 5min, 1min, 30s, 10s, 5,4,3,2,1.
  • 定点観測
    • 朝夕のパワークエスチョン

これくらいでしょうか。 今のところ2週間続いています。 結構快適です。 後もう1週間したら一つの目安である3週間です。

確かに悪くありません。 まだ迷う時間はありますが、以前よりも不明な時間が減りました。

2009-06-28

仕事ハックス!終了

シゴタノ!の大橋さんを迎えてのセミナー が終わりました。

セミナーもLTもよく勉強できました。 どう改善していこうかを考えています。

参考までに以下の図を。

2009-06-15

区切りの知恵

ただいま個人的にもうすぐ一段落がつきそうな時期です。 悪く言うと、ドタバタしている真っ最中です。 そんな中、最後のアウトプットと次以降へフォローアップする方法を検討しています。

今回は2ヶ月それだけに集中できる状態を作れたので、

それなりにたくさんできるだろう

と思ってました。 それも、十分な余裕を持って。 確かにそれなりの満足できそうなアウトプットを出せましたが、 時間の余裕はありませんでした。 やはり直前(今)になって、バタバタしています。 今後のやるべきこととして、

  • 今、ここでやらなければいけないこと
  • 後で、ここじゃない場所でもやれること

を分類している最中です。 結構時間をとったつもりだったんですが、

ああ、なんで余裕が無いんだろう...

と考える暇を、やっと今みつけました。

でも考えてみると、それはそれでおかしくないのです。 ちょっとポジティブなとらえ方をしてみよう、と試したところ、 案外できそうな気がしてきました。 こんなかんじです。

この案件は長く続くものなので、いくらやっても次のステージへのタスクが湧いて出てきます。 それはタスクをこなすことによって状況を変えることができたからです。 タスクをこなすことによって、新たなタスクへと着手できる状況ができたからです。 これだけいっぱいのタスクに直面したのは、それだけ進展しているからなのです。 それだけゴールと現在地との間に何が必要か?が見えてきたからです。

長く続くものは、今回のように区切りが無いとチェックができません。 特に僕のようなぐうたらには。 tipsとして

  • 自分の中で締切日を作れ

というものがありますが、 どうも自分の意志だけではできそうにありません。 何かサポートが必要です。 ニンジンなり、自分の頭をだます理論だったり。

今これを書きながら考えているのですが、この考えに至ったとき

まぁ、こういうタスクまみれも悪くない

と思いました。 コントロールの範囲内であれば。 そしてバランスを取れている条件であれば。 結構めずらしいです。 もっとも、ボスにそれを言うと喜んで次々と仕事を投げてきそうなので言いませんが。 こういう日も悪くありません。

普段は

TODOキライ

というマインドで"Do more with less"を信条としているのですが、 今日考えてみたら、

TODOをこなして目鼻をつけられたからこそ、今のタスクをこなすことに意味がある

状態にまでこぎつけたことに思い至りました。

まぁ、たまにはおかしなことを考えるのも悪くありません。 でも相変わらず、無駄な、今後に貢献しそうにないタスクは嫌いです。 その場合も、 「そのタスクの目的を確認する」というタスクを追加するんでしょうか。 いや、それは面倒です。 はい。

2009-06-14

シゴタノ!大橋さん「仕事ハックス!」@名古屋 6/27

みなさまはもうすでにご存知でしょうが、 6/27(土)にシゴタノ!管理人の大橋さんのセミナーがあります。 詳しくはこちらから。

東京や大阪で開催されているのを見てはほぞをかむ思いでした。 いや、チャンスというのはあるんですね。

実際に、自分で手を動かし、自分で考える、ワークの時間があるそうです。 個人的に楽しみにしています。

ただいま確認したところ、あと5人だとか。 満員直前です。 ぜひご検討を。

2009-06-05

lhjp版 Tweekly Review に参加できました(最終的には)

Join the Worldwide GTD Weekly Review でtwitter上でGTDコーチたるKellyの合いの手を見ながらWeekly Reviewができる。 そして時間もバッチリ。 時差もなし。 これは運命です。 そうでなくても、そう思い込みました。 その日はtwitterをonにしてTweekly Reviewに参加しよう、と。

ところが気が付いてみたら、あっという間に14:00を過ぎていました。 せっかくの好条件をすべて無にしてしまいました。 ちょっとどころではない、大変に残念な状態でした。

ところが世界はうまくできている。 こんな 稀有な人

世界同時 GTD 週次レビューは日本時間の明日午前2時から。参加する人は #Tweekly をフォローしておいてください。日本では、金曜日の午後2時からその様子の再現を試みます!

がいらっしゃいまして、遅れ馳せながら参加しました。 時差万歳。 散々動き回ってからの22:00から23:00までノンストップの1時間を過ごしました。 目の回るような時間で疲れこそしましたが、何か少しスッキリしたような感じもあります。 1時間の投資として悪くありません。

普段だとWeekly Reviewは3時間以上かかってしまい、なかなか終われずに途中で打ち切られてしまってます。 ずるずると次の週へと押されているわけです。 それを各ステップを無理矢理5分という時間で区切って、全体を約1時間に収めたことがすごいです。 強制ジェットコースターです。 プレイヤー側がスピードを操作できるジェットコースターというのは知りませんが。

媒体が何であれ、Weekly Reviewの指導を受けるのは、 これもローリスク・ハイリターンだと思います。 GTDを実践する以上、weekly reviewする時間が必要になります。 ならばその時間を2重に3重に利用する手はないか?

  • タイムキーパーになってもらう
    • それだけならスクリプトで十分な気がする
    • いつも時間を使いすぎて、最終フェーズまで行けない。やり残し感が漂う。
    • 他人に言われると、なぜか強制力を感じる。自分の意志だけに頼るのはツラい。
  • 他の人がどこで困っているのか、その問題を知る。
    • 未知の問題
      • それは自分が見過している問題ではないのか?
      • それは自分に起こり得る問題ではないのか?
    • 既知の問題
      • それは自分が解決した問題なのか?
        • 解決したならばどうやって?
          • 意識してその原理を整理したことある? 原理は別の問題にも応用できるでしょ。

ということを思いました。 落ちはありません。

2009-05-12

脱線もまた良し

久し振りにゆったりと話す時間を持てました。 日本ではなかなか持てなかった時間です。 集まってみんなで夕食をつくって、さんざん食べて、それから話したことです。 よくリラックスできました。 そこで自分の思考の偏りを確認できたので、そのメモを。

話した内容は 「話している最中に脱線することは好ましいのか」という内容を話していました。 もちろん内容と状況によりけりですが、その時は「何か決めるために集まったとき」という前提でした。

僕の好みとしては 「何か決めるために集まったのなら、まず結論を出すべき。 脱線はその後で」という考えを持っていました。 ところが別の人は違う考えを持っていたのです。 「脱線はその人を知るチャンス。状況が許す限り脱線に付き合う」というものでした。

正直、一体何を言っているのか理解できませんでした。 何のために、皆が時間を調整して集まっているのか分かっているのだろうか?と。 ところが、話を聞いてみるとそれはそれでもっともな話でした。

脱線する人の中には、「状況を理解して脱線する人」と「状況を理解しないで脱線する人」とがいます。 状況を理解しないで脱線する人は、面倒なのでそれはそれで行くに任せる。 時間が来たら、整理して話を戻す。 状況を理解した上で脱線する人を考えた場合、その人は脱線してまでも何かを伝えようとした、と考えているのだそうです。 つまり脱線する人の中にも、状況を理解している人/していない人という分類をしていたのです。

対して、僕は今まで脱線して話す側として考えたことがありませんでした。 もしくは「状況を理解していない人」しか想定していませんでした。 僕自身も脱線話は良くするのですが。 どちかというと制約のある状況下で話をする場合は、

  • どう主張するか
  • どう時間内に当初設定したレベルの結論までまとめるか

ということに注力していました。 僕にとって、脱線は参加者の時間を浪費する邪魔者でしかありませんでした。

時間を合わせて集まった費用に見合う結果を出すために、フォーカスする領域を意図的に制限しました。 他の参加者にもそれを適用していました。

そんなスタイルだったのですが、

必要以上に整理をする必要があるのか。

という疑問が浮上しました。 確かに「必要以上」は必要ないでしょう。 必要な量以上ですから。 必要な量だけ、整理する必要があるのでしょう。

だから、状況が許す限り脱線を認める、楽しむというスタイルがあっても良い。 そういう環境があっても良い。 という場合もある。 特に他人が何を考えているか、何を求めているのかを知りたいと思うのなら。 感情に再生機能は無いから。 -- という視点が抜けてました。

加えて、その人は言いました。

相手が言ったことに注意を向けなければいけないが、 同時に、相手が言わなかったことにも注意しなければいけない。

相手が限られた時間でそのトピックを選んだ、ということを考えてです。 相手が何を選び、何を捨てたかを考えることで、相手の考え方を知ることができる、と。

僕は いつも

まずは要件を終わらせてから。 雑談はそれが終わってから。

という様に考えていました。

案件を片付けるまでは、できるだけその案件を片付けることに集中すべきだと考えていました。相手の気持ちを考えない。過激に言うと、相手をモノ扱いしていたわけです。 しかし、案件に対する相手の反応が、相手を知るための役に立つ情報ということを考えていませんでした。「相手が相手自身の中で何を気にしているか」に注意を払っていませんでした。 これは教訓になり得ます。

もっとも、案件ごとに脱線していたらとてもまわせませんが。 相手が脱線したときに、状況が許すなら、相手に興味を持つ一つの考え方として使えそうです。 目まで笑って傾聴できるまでには当分時間がかかりそうですが。

2009-04-26

サービスを導入するか

先日iPhoneって便利なんだなでTodoリストでのリマインダ機能を話した後、もう少し話が進んでました。今回は、iPhone使いの方ではなく、付箋を使って@callを実践する人と話した内容です。

新しい機能を導入するときのチェックポイントとして、 「どれだけ自分のスタイルを変える必要があるのか」 を考えなければいけない、という話でした。 もっともな話です。

そもそも、こんな話をしたのは

時間指定があるToDoのリマインダが欲しい

というリクエストがあったからです。 RTMやらMSNやらgoogle calendarやらの基本的なサービスを紹介しました。 ただ、これらは最終的にはemailや着信を受ける情報端末が必要となります。 その人は「受信用端末を新たに持ち歩くのは嫌だ」という人だったので、結局この提案は流れてしまいました。

導入を断念した理由は

サービスに適応するように自分の生活を変えてまで達成したい要求ではない

だ、そうです。 もっともな話です。 僕はどちらかというと、ついついサービスを導入しすぎてしまい破綻してしまう人間なのでこの評価基準を思い出すことは価値があります。

ところで、どうやらその人は僕をリマインダとして機能し続けることを期待しているようです。 困ったものです。 さて、どうやって切り抜けたものでしょうか。

2009-04-25

どうしても必要なこと

Lifehacking.jpを読んでいたら、聖書にこんなエピソードがあったことを思い出しました。(ルカ 11章38-42節)

先にまとめて言ってしまうと、「イエスをもてなした姉妹の行動の違い。姉:食事作ったりであたふた。妹:イエスの話をジーっと聞いている。さて、どうしたものでしょうか」という話です。

38 さて、彼らが旅を続けているうち、イエスがある村に入られると、マルタという女が喜んで家にお迎えした。

39 彼女にマリアという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた。

40 ところが、マルタは、いろいろともてなしのために気が落ち着かず、みもとに来て言った。 「主よ。妹が私だけにおもてなしをさせているのを、なんともお思いにならないのでしょうか。私の手伝いをするように、妹におっしゃってください。」

41 主は答えて言われた。 「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。

42 しかし、どうしても必要なことはわずかです。 いや、一つだけです。 マリヤはその良いほうを選んだのです。 彼女からそれを取り上げてはいけません。」

どうしても必要なことは一つだけです。

実際の生活ではなかなかそれだけ、ということにはできませんが、許されるチャンスに(今)、どうしても必要なわずかなことを一心にできますように。 そして、選ぶべきどうしても必要なことを選ぶだけの知恵がありますように。

2009-04-24

iPhoneって便利なんだな

今日は来客がありました。 やることを終えた後「昼ごはん食べに行こうか」と誘ったら喜んで予定をアレンジし直してくれました。 おもむろにiPhoneを取り出し電話して予定の変更が終了。 その後、「どのお店にしようか」というのをiPhoneで地図を見ながら、あーでもない、こーでもない、と話していました。

そしてお店が決まったら、そこからすぐに電話して予約。たぶんそのまま通話できるんでしょうね。それほどのタイプがなかったので。無事に予約完了。 お店に着いたら、30卓以上ある店内が満員でした。いやいや、予約しといてよかった。

散々話をして送ってもらったのですが、途中でiPhoneの話になりました。

知り合いのiPhoneがあると共鳴?してそばにいることを知らせてくれるんだよ。で、インジケーターを見て「じゃ、会おう」ってなるわけです。

とか教えてくれました。 すごいなぁ、と思っていたら案の定

どこにいてもオンラインなら捕まえられるけどね

とも。 まぁ、そういうときはOFFにするか、山登りでもするべきなのかもしれません。 便利な道具です。 使い方次第。

最後に、

iPhoneはフルートにもなるのよ

と教えてもらったりして、実演してもらいました。 ついでに僕も吹かせてもらいました。 こんな感じです。

なんというか、この仕組みを考えた人はすごいです。 (音を鳴らさない)息の音圧をマイクで検知して、それをフルートのインプットにする。 僕にはとてもそれを考えられませんでした。 声というものを、空気の粗密派としてのエネルギー入力、それがあった場合の周波数によるコントロール。 その2つのANDでつながった条件処理を分解した人はやっぱり頭がいいなぁ、と思いました。はい。

そんなわけで楽しくiPhoneアプリの話をしていました。 iPhoneの登場でソフトウェアの使い方がぐっと変わった、とか。GPSを利用したソフトウェア機能が新しい、とか。 という話をしてくれたので「OmniFocusとかアツいよね」と振ってみたのですが残念ながらご存じなかったようです。 また、GPSを利用するので、場所に反応するリマインダーの利用も、iPhoneをはじめとする携帯端末の新しい使い方だよね、という話をしたら興味を持って聞いてくれました。 うーん、RTMかOmniFocusですよ?たぶん。使っていませんが。

こんなことを書いて今考えているのですが、そういえば昨日はBlackBerryを見せてもらって、今日はiPhoneを見せてもらって、なんかガジェット博覧会みたいで楽しいです。

2009-04-22

@call実装方法も人それぞれ

先日、40エントリー目突破:Chemical Xを取り除いた何か(仮) に追いつきました にて刺激を受けたので、ごそごそとちょっとでも書こうと画策しております。 はい。

今日は、訪れた先で発見したことを書こうと思います。 GTDという言葉や概念を知らない人でも、知らないうちにそれを実行している人がいる、という話です。 付せんを使って、@callリストを作成してしまっている人がいました。

これが、その写真です。 大きな黄色の付箋には"To Call!!"と書かれていて、その周りにあるいくつか付せん紙にその連絡先と用件が書かれています。また、常時連絡をとる人の連絡先も書かれています。 情報はアレなので、こちらで潰させてもらいました。サルベージしないでくださいね。 なお、画像が回転してしまっているので、-90度して見ていただけると助かります。

David Allen氏が薦めるようなリストを持っていなくても、その状況で行うべきタスクが集められていて、あとはそれをただこなしていけば良い、という状況が作れています。 補足すると、その人は仕事では携帯電話を使わない状況なので、先ほどの写真にありましたように、机の横の壁に@callな用件を書いていれば必要にして十分、という状況になります。 これで、(「電話が使える」という)コンテキストの制限も適切に選択されていることになります。

GTDという言葉を知らなくても、その全体の概念を知らなくても、部分的な実装方法はそこら中に転がっていると感じた次第です。 まだまだ勉強できそうなことはいっぱいあります。 必要以上に感じるストレスを軽減した上で、さらに効率的に動く選択肢がありそうです。 実装方法は必要以上に限定する必要はなさそうです。 ビギナーはまずは推奨方法を。 その後、自分にあった方法へカスタマイズする方向で。 GTDは考え方を示しているだけで、実装方法の限定はしていませんので。提案や、その人にあったシステムを提供していますが。

と、書いてみたのですが、案外HipstarPDAやindex cardで同じような管理法をしている人がいたかもしれません。そんな記憶があるのですが、もう、忘れてしまいましたし、探してここでそのリンク先を紹介することに価値を見出せないので今日はしませんが。これで、とりあえず十分ということにしておきます。

2009-03-19

読書メモ 省力化の試み

読書メモの作成にevernoteを使う にて

気に入ったフレーズに遭遇したときは携帯で写真を撮り、Evernoteに転送しておきます。

を見てちょっと試してみました。 結構便利かもしれません。 まだ携帯からevernoteに送ってはいませんが。 メールで登録もできるはずなのでできるのかもしれませんが、詳しくは知りません。

今まで気合を入れた本のメモはスキャナーで取り込んでいたのをこのように変更しました。

  • 今まで
    • スキャナーで取っていた
  • 今回試したこと
    • 携帯カメラで撮影

スキャナーでメモするのと比べると随分と楽です。

まず手軽に取り込めること。 ページを押さえて、パシャ。 で済みます。 メモの目的が「自分が思い出すため」ですから、それほど綺麗な体裁も必要ありません。 歪んでいても読めれば問題ない訳です。 それにもし綺麗なデータが必要になったら、何の本の何ページ目に書いてあるかがその写真から分かりますし。

次に、取り込める場所が増えたこと。 取り込み作業ができる場所が増えたこと、と言うべきかもしれません。 今まではスキャナーのある場所でしか取り込めませんでした。 コンテキスト@scannerのタスクでした。 しかし、携帯カメラで撮影する方式に変えてからは場所の制限はゆるくなりました。 @mobileというか、@phone_cameraです。 それで携帯は結構な頻度で持ち歩きますから結構メモできます。 僕個人の目的としては、ユビキタスキャプチャーに近いものがあったので、これは相当な進歩です。 おかげで、表やら図やらも取り込みやすくなりました。適当に。 気合を入れなければならないものだけ、スキャナーにて。 改めて考えてみたら、自分は鶏を割くのに牛刀をブン回していたようです。

結構気に入ったこの方法でも、困ったこともあります。 さすがにまだ地下鉄や電車内で文庫本を撮影するだけの勇気が無いのです。 7人用の座席で丸見えなので。 あと、電車内でケイタイカメラの音を鳴らすのは…恐いです。 アレとか恐いじゃないですか。

そんなことは言っても、 それぞれ必要とされる最小限の労力に近づけられているかな、と一人ほくそえんでいます。 まだ整理するとかいう段階まで到達していないので、これからまた苦しむことになろうかと思いますが。

2009-03-06

名古屋アジャイル勉強会第9回(2009/02/27)発表資料

Check out this SlideShare Presentation:

"名古屋ライフハック研究会"で検索していたら、こんなよいものを見つけました。 みなさん、是非ご覧ください。勉強になりますよ?

2009-03-01

第9回勉強会『アジャイルなら仕事を楽しくできますか?』に参加してきました

先日、 第9回勉強会のご案内『アジャイルなら仕事を楽しくできますか?』 に参加してきました。 先週の 名古屋ライフハック研究会 立ち上げ会に参加してきました にてその勉強会があることを知れたからです。 で、調べてみたら今回はこんな内容。ジャストミートです。 ちなみに開催報告が 第9回勉強会開催しました にあります。

勉強会では講師役の人 の説明を聞きながら、何回かに分けてグループワークを行いました。 今回グループワークやったことは、各テーブルで以下の3問についてそれぞれ5分間話しあうことでした。 同時に紙に書きながら。 今回は、話し合うテーマとして以下の3問がありました。

  1. 楽しくないときはどんなときか?
  2. 楽しいときはどんなときか?
  3. どうやって楽しくないことを楽しくするか?

その後、書き出した紙を使ってグループでのまとめをプレゼンテーションしました。

僕が参加したテーブルでは

  • 楽しくないのはどんなときか?
    • 出会いがない
    • 学びがない
    • 振り回されている
    • 謝りにいくとき
    • etc.
  • 楽しいのはどんなときか?
    • 進んでいると実感できるとき
    • 認めてもらえたとき
    • etc.
  • どうやって楽しくないことを楽しくするか?
      • 面倒なタスクを擬人化。手のかかる子の面倒を見るつもりで。
    • 学びがない
      • タイムアタック
      • 社内&ルーチンワークならちょっとスクリプト化に挑戦
      • etc.
    • 謝りにいく(この問題設定は相当クレイジーです。自分だけではとてもこれは設定できません)
      • 納得してもらうために必要な時間のタイムアタック(ゲーム化)
      • いかに悲惨かをネタ化

といったことが出てきました。

その日のレビューとして、感想を付箋紙に書き出し、

  • Keep
  • Problem
  • Try

の台紙に順次貼り付けていきました。 その貼り付けた内容についてコメントや質問をした後に、 大事だと思う付箋にシールを(1人3枚)貼っていきました。 記念撮影、後片付けで勉強会は終了しました。

時間は5分単位でサクサク進みました。 なにかをした後にはその振り返りやチェック、他のメンバーからの評価が必ずありました。

ついでに懇親会にも参加してきました。 濃い方々、熱い方々ともお話しする機会が得られました。 そこでもマインドマップを話題に盛り上がったり、 他己紹介で散々ネタをつぶした後に自己紹介という新しい自己紹介方法も見ることができました。 これで追い詰めることによって、人の本質が見れる、とか。 難易度高過ぎです。

みなさん自分から動いてなんとか現状を打開しようとする人達で、知恵を与えてもらった以上に、 元気ももらいました。

感想

終了後、ある種の満足感を感じました。 今回2時間参加しただけの僕ですら「何か得た」気がするから不思議です。 この満足感は、 やったことに対するフィードバック、例えば

  • 話し合った内容を書いた模造紙を使った即席プレゼンテーションでの共有
  • 質問やコメントを使った振り返り
  • やった直後にシールを使った評価

といったアジャイルの考え方を実装した時間割に負うところ大だと思います。 良く考えられた時間割です。 うかがってみると「イテレーションとフィードバック」がアジャイルの重要な考え方だそうで、どうやらこのプログラムにも使われいるように見受けられます。

動機

どうしてこの勉強会に参加しようとしたかを少し書いて整理してみます。 「自分の視点のレパートリーを増やせないか」ということを目的として参加しました。

何かをある程度までやる以上、面白いコトができるときも、面白くないコトをしないといけないときもあります。 面白いことは勝手にできるのですが、面白くないことはなかなかできません。 やるとツラいので。 でも、やらないといけない(やらないともっとツラくなる)状況は変わらないので、どうせやるなら楽しめる方法はないか?と探してました。 で、ヒットしました。

さすがに全部がそのまま使えるとは思っていませんが、その考え方を導入して自分の中で作り直すこともできます。 まずは種の入手を、ということで勉強会に参加しました。 これが目的でした。 けっこう満足してます。

あとは自分で試してみることですね。 さて、現在タイムアタックしてますが、このエントリを書くのにすでに44分かかっています。 まぁ、書きたくて書いているからいいかな、と。 記録としての復習ノートにもなりますし。

2009-02-23

健康ランドみたいなところでmind dumpは結構いける!

オッサンみたいなタイトルでスタートしてます。 中身もオッサンですね。

入浴して、mind dump。更に入浴して、mind dump。すると、2回目の入浴でかなりリラックスできた気がします。 入浴すると、「ぁあ~」とか声を出してしまう位お風呂は好きなのですが、更にそのお風呂をもっと楽しみましょうという話です。

名古屋ライフハック研究会の立ち上げ会に参加 して散々遊んだ翌日のことです。

ごそごそと研究室で実験の用意をしたり、 普段なかなか話す接点の無い後輩から「こんなこと思い付いたんだけど」とか話しかけられて、 それから後輩が担当している研究をどうやって進めるかの選択肢を言いあったりしてました。 結構面白い時間を過ごせました。 基本的にごそごそしているんですが。

で、最近うちの家族は健康ランドみたいな大衆浴場に行きます。 我が家での定番の家族イベントになりました。 お風呂に入って、その後にマッサージを受けるのが良いらしいです。 「コリが良くとれるのよ」とか言ってましたが、僕は知りません。やったことが無いので。

出発時間になんとか帰宅できて、無事家族イベントに参加できました。めでたしめでたし。

僕以外はみな入浴した後にマッサージを受けています。 待っている間は本でも読んでいようかと考えていました。

入浴1回目が終わって一回目の休憩時間。 確かに気持ち良かったのですが、どうもしっくりきません。 脱力・リラックスできてない感覚です。

お、頭の中でグルグルしてる。 ちょっと最近あっぷあっぷしてるからな。

と思ったので、予定変更。 休憩時間には読書の代わりにmind dumpをすることにしました。 その時間、1時間弱。 それからもう一度入浴しにいくと、1回目よりもリラックスできた気がしました。 気になることを書き出したことは関係あったのかもしれません。

それから家族合流。 みんなはマッサージを受けて満足。 僕は心身ともにリラックスできて満足。 どっちも満足。 悪くないですね。

ちなみにmind dumpの時、そこで活躍したのが耳栓。 脱衣所とは別に休憩スペースがあったのでそこでやってました。 当然うるさいわけです。 どんな状況でも集中できる超人であれば良かったのですがそういうわけにもいかず。 で、耳栓の話を思い出して使うことに。 専用の耳栓を持ち歩いてなかったので、その場でティッシュを丸めて突っ込んでやりました。 即席でもそれなりに使えました。 無防備な状態よりもよっぽど集中しやすかったです。

ということで、結構その大衆浴場も悪くないな、と思うようになりました。 今までは

時間を大幅に削られる

と思っていたのですが、 使い方次第ですね。 汗もかけて、減量もできて、頭のダイエットもできて、我ながら悪くない時間の使い方でした。

温泉宿でひたすらmind dumpというのはは面白いなぁ、と思いつきました。 だれか行きます?・・・って、 今行こうと思ったアナタ、ヒマ人ですね。

名古屋ライフハック研究会 立ち上げ会に参加してきました

虹の父さん主催でのCarefree BLOG - のほほん日記: 名古屋ライフハック研究会(仮)立ち上げ会(キックオフミーティング)に参加しました。 定員30人用の会議室がほぼ満席となり、いろんな人と話す機会を得られました。 その日、この会の名前「名古屋ライフハック研究会」が正式名称になりました。

会の写真レポートはこちら、名古屋ライフハック研究会: 2009/02/21「名古屋ライフハック研究会」立ち上げ会の写真レポートにどうぞ。

雰囲気はというと、どうだったんでしょう? みんな最低1回は発言しないといけなかったので「サボれない講義」みたいな感じでした。 まぁ、自分から申し込んだのでサボる理由もないのですが。 全員が1回はしゃべらないといけなかったので、その後は発言しやすかったり質問しやすかったような気がしました。 気のせいかな。 そんな感じです。

ちなみに今回の客席には、この研究会の種を蒔いてくださった第2回 Lifehack@Nagoya 無事終了! あと告知、告知、そしてまた告知 | Lifehacking.jp のmehoriさんがいました。 お客さまモードだったらしいです。 でも、ライトニングトークをバッチリ決めてました。 UC万歳!! ・・・ユビキタスキャプチャーですよ? ちなみに間違った人は修正されます。

他にはメディアマーカー開発者のcoanさんがいらっしゃいました。 お世話になっているツールの開発者さんを直接見れ、その上直接質問できるとは!!幸せでした。 ライトニングトークでは、踏み込んだ質問のやりとりが見れました。 会場のほとんどの方がメディアマーカーを使ってらっしゃったので、イメージしやすかったんでしょうね。 「一人で開発してます」と聞いて、やっぱりひっくり返りました。すごいです。

あとは、事前に調査されたアンケートの回答を「これ、どうやってるの?」とか「これ、何?」とか順番に聞けたことが嬉しかったですね。 人によって書く内容が全く違うので、自分でも「こんな工夫してたのか!!」というか「ここに気をつけてたのか」ということが知れました。アンテナの方向を設定できますから。 ダイエットネタがヒットしました。 そりゃ、食べる分以上に運動すればやせるんでしょうけど、それをどうやってやればいいのかわからなかったので。

  • 食べてもいいけどちょっとだけ
  • 長く続ける
踏み出せそうな距離内に、前に一歩踏み出すための足場がチラリと見えた、気がします。 やってみないとわかりませんが。だからちょっとやってみます。

会のあとも懇親会やら盛りだくさんで、しっかり遊んできました。 普段の自分の活動範囲からでるのも悪くないものです。

そうそう、今日(昨夜)僕は5年計画のマトリクスを作りました。 みなさんは帰ってから得られたことで何かしました?

2009-02-14

ネタのようなネタでない指示の出し方

LTの目的は、コミュニケーションは簡単でないってことを再確認してもらえば 目的達成です。

snip...

時間があれば、どうすればもっとうまくコミュニケーションできるかを みんなで考えるとかやってもよかったです。例えば、手順を説明するのでなく。できあがりの 破った紙 を見せれば 間違いは起きないですねぇ とか。

Originally posted as a comment by kakobon on Chemical Xを取り除いた何か(仮) using Disqus.

最近「説明のしかた」がマイブームです。 そんなこんなで、こんなページを思い出しました。 説明がうまく行かない例として完全に崩壊していています。ネタです。 忙しい方は見るべきじゃないと思います。 一応、止めはしましたよ? 【2ch】日刊スレッドガイド : モスバーガーのきれいな食い方教えれ

正直にいいますと、これほど壮大なコミュニケーションの失敗に遭遇したくないです。 遭遇したくないので、あらかじめここからでも得られることを予習します。 先のコメントにあったように、「きあがり図」があればもう少し理解できたのではないかと思います。 いや、理解するというよりも、説明文の意図をそのできあがり図に沿うように推測できるというか。

できあがり図の役割について考えてみると、これは問題解決での「あるべき姿」に対応付けることができます。 対して指示の開始時点での状態は「改善すべき(現在の)状態」とおけるでしょうか。 指示は、最悪何通りもの解釈をさせてしまうことがあります。 そのときでも「何を目指しているのか」が分かっていれば、「ん?この指示おかしくないか?」と気付けるかもしれません。ひょっとしたら確認しようか、と思ってもらえるかもしれません。逆に何を目指しているのか分からなければ、「意味がわからないけど、なんか理解できない意味があるんだろう」とそのまま行ってしまいそうです。ひょっとしても確認してくれそうなことを期待できません。相当の問題意識をもった人が頑張らないと疑問を持ってもらうことすら期待できないでしょう。でもそれは「問題意識を持った人が担当」という偶然に頼っている状態になりますね。担当者の選定に関しては、今の僕にはまだコントロールできない領域ですので。

2009-02-10

タネあかし

先日の kakobonさんのライトニングトーク でのこと。

紙を渡されたので、

はは~ん、ミスコミュニケーションネタか。

というところまでは予想できました。 前もって「kakobonさんはプロジェクトマネージャー」との情報も得ていたので、その情報にも矛盾しません。 プロジェクトマネージャーという仕事上、「コミュニケーションミスの嫌な感じを何度も体験している」としても不思議ではない、ということです。

で、僕はそのライトニングトークを受ける聴衆として一つの目標をつくりました。

  • 報告された全てのミスを網羅する

むしろ、報告以上のミスを創造する!という勢いです。 というわけで、今回のkakobonさんのライトニングトークはゲームに変身しました。

結果ですが、3試合あって1勝1敗1引分でした。

  • 対角線:最初に持てました。狙い通り。まずは一勝。
  • 破る=破りとらない:説明を聞く直前で気付きました。実行はできず。1引分。
  • 上下の折り目の設定:web pageで読むまで気付けませんでした。1敗。

散々な結果でした。 いや、この失敗も活かさなければ。 実際、活かせそうですし。 僕の考え方のクセをまた確認できましたから。 自分の専門とは違う皆さんとのやりとりで。

というのも、指示の出し方には、指示の出し手の思考方法が(知らないうちに)ベースとなります。 「この文章でこういうことを理解してほしい」と。 「これで分かってもらえるだろう」と。 でも通じないときがあるんですよね。 というか通じない。 惑星が違いますから。

僕も報告をするときや指示を出すときに、"僕がやってほしいこと"と"受け手が理解すること"との溝を無くそうと努力します。 まぁ、指示の出しかたで先手を打つわけです。 でもうまくいかないことがよくあります。 何故か。 まだ失敗の情報が足りないから、失敗した原因をよく理解していないからだと考えています。 自分では結構考えたつもりなんですけどね。 でもまだ100%うまくいっていないので、まだ足りないのでしょう。 先読みが。 今回の戦績が物語っています。あの一敗は大きな収穫でした。

似たような考え方として、失敗学という分野があります。 キヤノンにも失敗を表彰するような制度がありますね。

こんなわけで、僕には楽しいライトニングトークになりました。 皆さんが戸惑っている様子を参考にできたり、 指示を出しているkakobonさんがどこまでの指示で止めているのかを観察できたり。 当然、どうやって全てのミスを制覇しようかと頭をひねったり。 何事も遊び方次第だなぁ、と思い返した日でした。

2009-02-03

GTD systemは僕の代わりに心配してくれる?

先日の Lifehack@Nagoya 02 の2次会にて小耳に挟んだフレーズです。

GTDをやっても、本当に不安なときは、頭の中で"それ"がグルグルしている。 書き出してリストにしてやって具体的なアクションを取った後でもグルグルしてる。 考えても仕方がないと意識していてもそうなってしまう。

そんなことを言ってました。

興味あるトピックだったんですが、それ以上は聞き取れませんでした。 というわけで、今回はそのフレーズからスタートしてみます。

僕の意見では、遠い将来に僕がGTDを完璧にマスターしても、不安なときは"それ"がグルグル頭の中で周っていると予想しています。 多分、GTDは万能ではないのです。 全てのモノ/コトに関しては。 万能でない例として、不安な事とか、気になることとか、気分の悪くなることとか。

じゃぁ、GTDをマスターしても意味は無いのか。 否。 意味はあると考えています。 というのも、GTDの方法で大体の雑事は片付けられるんじゃないか、と思っているからです。 大体の雑事、放っておくとたまってきて気になるもの=不安の元、を(少しは)楽にできるんじゃないかな、と。 ちょっとした不安なら、「やれるだけの手は打った」と考えることもできます。 でも親玉クラスの不安になると、やれるだけのことはしても、まだ、心配になることはあります。 まぁ、心配したからといって状況が良くなることはめったにないと思うんですが。

僕は今、GTDとは電動アシスト付きの自転車みたいじゃないかな、と考えています。 ゆるい坂道の時=普通のとき(あまり忙しくない)、というのは、自転車の補助だけでも結構上がれるんじゃないか。 キツい坂道の時=忙しくて勝負所という不安なとき、というのは、補助だけじゃ足りないから、自分でもペダルを踏む。 さすがにキツい坂をアシストだけでのぼり切ることはないんじゃないかと。

で、注目するのは、「キツい坂ってどれくらいあるの?」ということじゃないでしょうか。 パレートの法則が適用できるなら、20%くらいですかね。 逆に考えたら、残りの80%はゆるい坂道なんじゃないでしょうか。 もしそうなら、その80%の時間を占めるゆるい坂道で、景色を見ることを忘れて必死にペダルを踏んでないで、 「これからどこに向かうんだっけ?」とか「こんなルートで行く予定だっけ」とか考えながら楽に行けたら良いじゃないですか。 楽しめたらそれに越したことはありません。 で、たまにキツい坂ではヒイヒイ言いながら頑張ってペダルを踏む、と。 「この峠を越えればしばらくは平坦」とか「このカーブを曲がれば良い景色が見えそう」と自分に言い聞かせたりしながら。

ゆるい坂道でも脇目も振らずに頑張ってペダルをこぐ、というスタイルもあります。 そういうスタイルもありますが、僕がそれをやると、キツイ坂道でギブアップしてしまいそうです。 普段から一杯々々ですからそれ以上頑張れなさそうです。 どこまで坂が続くか考える余裕も無さそうですし。

そんな訳で僕はGTDを、GTDの考え方を「効き目に上限はあるけど、十分に使えそうな道具」と見ています。 大体の雑事のケアで助けてくれるんじゃないかな、と。 キツい坂のような大変なことというのは、まぁめったにないでしょうし。 なったらなったで、一生懸命ペダルをこぎますが、そのときもGTDはアシストしてくれるでしょうし。 おかげで、小さな雑事にイライラしなくてすむんじゃないだろうか、 本当に大変な1つ/2つのコトに集中できるんじゃないか、と考えています。 逆に言うと、GTDしなかったら他の雑事にも気を配らないといけないんじゃないか、とも考えられるんです。

そんなことを考えながら、GTDの力と限界とを想像しながらうまく利用できるといいんだけどな、と目論んでいるわです。

だから、題名の「GTD systemは僕の代わりに心配してくれる?」という問い掛けには 「GTD system自体は代わりに心配してくれない。記録して、見返せば思い出させてはくれるけどね」ということになるんでしょうかね。 ちょっとタイトルと中身がズレてましたね。

2009-02-01

Lifehack@Nagoya 2 参加記録

前回参加した Lifehacking.jp主催 Lifehack@Nagoya「GTDの力を実感する」参加だがね:感想だけ の第2回目に参加。 今回のテーマは「情報ダイエット」。 もちろん講師は 情報ダイエット仕事術 の著者 mehoriさんです。 どうにかに侵入してこようとするタスクをシャットアウトするか、それによって捻出した時間を何に・どう使うか、という話でした。

参加者は30人前後、でしょうか。 第1回目よりも増えた気がします。 気のせいでしょうか。

LTの感想でも。

  • drmaruyamaさん

「英語の勉強をしとけばよかったと思う」時は手遅れじゃない。 今、その必要性が理解できたのだから。

  • コウスケさん

手を動かしてマインドマップを描く。セントラルイメージを描く。(3色以上使う)

  • Sさん

リスト好き。 というか、チェックリストをチェックするのが好き。 同族かも。 再利用できるToDoリスト、それもチェックできるやつ、そしていつも携帯できるやつは無いか?

  • ochikun

スケジュールもToDOもGcalに統一。 その発想は無かった。

  • Soさん

アウトソーシングの基礎にはマニュアル化。 マニュアル作成・利用も投資時間の非対称性がある。 作成には膨大な時間がかかる。 それを実際の作業時間内に押し込む、時間の枠を決める方法の報告。

  • kakobonさん

コミュニケーションゲーム。 最初に「長く持つ」時点で「対角線」で持ってました。 体感式の新しい経験でした。 「すごい会議」より「信頼とは裏切られそうな時云々…」というのが何ページだったのかメモし忘れてしまった。

  • 虹の父さん

ユビキタスキャプチャの効用? 自分をモニタリングした結果の報告。 「明るい見通し」は「GTD systemが機能しているかの満足度に対応するわけではない」。 「明るい見通し」は「キャプチャしたメモの数に関係するのかも」。 メモを見返すチャンスを、メモを書く直前にするのは新鮮。ある意味、すき間時間の存在事態を無理矢理作り出してます。 自分は、書き捨てて、後から整理する時間を取っていましたから。 小刻みに反芻したほうが、忘却曲線が下に下がるのを防ぐことは期待できそう。

  • 太田さん

GTD+Rの大御所。 ロディア No.8を利用したTodo管理システム使用状況の報告。 5枚ぶらさがったら一旦リセット、というのは良い。 リセットする目安は助かります。 むしろ自分は腰リー…いや、腰ビールに目が。 あのゴムのバランスが素晴しい。 装着してるあたり、すでにDr中松です。

  • seven777さん

早起きについて。 朝起きる8時間ほど前に夕食は摂り終わったほうが良いらしい。 自分は床に就く前3時間と注意していた。 睡眠時間を6時間と考えれば大体合いますね。 むしろ、「朝コンビニに行くべき」というのは新しかった。

そして懇親会へ。 20人くらい参加。 30人中20人って、どれだけ飲み会が好きなんでしょうね。みなさん。 たくさんの人と知り合うチャンスができました。 3テーブルに分散してみなさんワイワイしてました。

散々しゃべって解散したのが23:00頃。 遊びすぎたかなぁ。 まぁいいか。 得られた内容に満足できたのだから。

とりあえず勉強会の内容は以上。 とりあえずアウトプット。

2009-01-22

問題の分析

先の失敗は、

忙しく思いたくないから工夫をしているのに。あまつさえ、忙しく思っていることを知られてしまうとは。これが好ましくない現象-修正すべき問題点です。

という推論をしました。 解決するために、この問題の出発点を探さなくてはいけません。

ということで、問題を分解。

まずは、問題の定義から。 差異ステートメントは、「自分が忙しく思っていることを家族に感じられた。」としました。

問題の対象として、問題が発生したのは「家族と一緒に食事を取れないという自分の行動」、 そして問題の現象は「食卓へ行くことが遅くて、家族と夕食を取れないこと」。

その発生場所については、「家」です。 特に空間的な場所を設定すると「自室」。 どの時点でその問題が発生するのかというと「夕食だと家族に呼ばれたとき」。

発生日時として、最初にこの現象が観測されたのは「不明」。 その後はいつ見られたのかというと「週末の夕食の度」。

程度として、問題の範囲は「呼ばれてから食卓に着くまで早くて30分、遅いと2時間のタイムラグ」。

---

と、問題を

  • 問題の対象
  • 発生場所
  • 発生日時
  • 程度

の4つの視点で少し詳しく書いてみました。

書いてみると、自分がいかにダメな原因になっているかを再認識できます。 うーん、これは残念な息子です。 ちょっと改めなければいけません。 皆と食卓に着くようにしなければ。

ただ、問題解決のための問題分析では、もう少しいくつかのプロセスを経る必要があるようです。 皆と食卓に着くことを暫定的な処方としておいて、もう少し根本的な問題を探ってみます。

2009-01-20

何を忙しがっているの?

さっき母に言われて、かなり凹んだ言葉です。 自分の時間を少しでも持とうと工夫してきたつもりが、こんなところで失敗するとは。 家族の時間を壊していたようです。 本末転倒ですね。

すべきときにすべきことをする。 自分のつとめを果たす。 それを目標にしてきましたが、失敗。 またリトライです。

ついカッとなって…という自分の反応を選択しないように注意しつつその場を去り、 今度は落ち込みそうになる反応を「建設的でない」という理由により排除しつつ問題解決に。 湯船で正座して澄まし(瞑想とでも考えてください)を10分程。

忙しく思いたくないから工夫をしているのに。 あまつさえ、忙しく思っていることを知られてしまうとは。 これが好ましくない現象-修正すべき問題点です。

何でもできるということは何もできない。 という痛い言葉を思い出しました。 ダイエットの時期なんでしょうかね。

今宵も自省録(瞑想録)を枕元に、寝ることにします。 明日は、自分の成すべきことを、成すべきときに。 家族として成すべきことを、成すべきときに。

2009-01-13

2008年12月29日 何かを共有する会の忘年会 2次会

「カバンの中大公開」で書き忘れたことを一つ追加。 虹の父さんは軍手をカバンの中に入れています。 自転車通勤なので、チェーンに触るときのためだそうです。

これは高ポイントです。 十分起こり得るリスクへの対応(の用意)をしてますから。 付け加えて、汚れる作業やら防寒着としてやらいろいろ使えそうですし。 実際にチェーンが外れた体験があって、そこから用意されたんだろうな、と想像します。 経験からくるtipsは結構好きです。

では、[2008-12-29]の二次会についてのメモを。

1次会の後、「次はどこに行こうか」と考え

詰まったときにはデニーズ

というmehori先生のありがたいお言葉に従って駅前のデニーズに行ってみるも、満席で並んでいる状態。 詰まっちゃいましたけど、別の店に行きます。 原稿じゃないから許してください。 で、焼き鳥屋さんへ。

そこでは、皆さんの工夫についてのQ and Aしてました。 事前アンケート、役に立ってましたね。 話すだけだったら、あれだけの量の質問は出せません。 そもそもその場では見れない工夫が多かったですし。 まだまだ質問し足りなかったですけど。

その例として、お風呂の時間に工夫されていることを知れました。

  • 中温反復浴(コウスケさん)
  • 半身浴(seven777さん)
    • 読書
      • アマゾンの昔のブックカバーは防水で使えるそうです。本を持つ手さえ濡らさなければ、中身はそれほどベチョベチョにはならないのだとか。
    • メモ書き

風呂で読書とは、レバレッジな人みたい、と思っちゃいました。

僕は湯船につかるとき「ぁあ~(歌じゃないですよ)」と言う人間なので、何もメモできないのかも。 …場所限定で質問することもできますね。 「○○(例えば風呂場)ではどのような工夫をしていますか?」とか。 これはこれで新しい切り口なのかもしれません。

あと、コウスケさんの「爪もみ」というのは本当にびっくりしました。初めて知ったので。 話としては、手や足のツボと同じ感覚なんだなー、と。 ずいぶんと体を大事にされてます。

という中、「気合を入れるときに、人気(ひとけ)のいないところに行ってビンタ連発」という工夫を紹介してくれたのもコウスケさん。 た…体育会系です。期待を裏切られました。もっとオシャレでスマートな人だと信じていたのに…。 でも、案外集中する時のルーティーンだったら結構使えているかも。 これを聞いて「自分は集中するときのルーティーンを持って使っているか?」と思い返しました。 最近は、音楽でモードコントロールしてみたり、周りに「潜るわ」と宣言して雑談をシャットアウトしてみたり。 今までを考えてみると、静かな図書館の机で1人、A4のノートにガリガリ手で書いていると集中できていた気がします。

あと、びっくりしたのは、seven777さんに結構マークされてたことです。 オンラインサービスはちょこちょこ利用しているのですが、そこで見つけられました。 これは面白い、繋った初めての体験でした。 あ、これは1次会でのことでしたっけ?。このメモには時間が書いてなかったのでもう分かりません。 多分、音声と映像の組み合わせでは一次会の場所なんですが、今更挿入できませんし。 それはそれとして、MediaMakerはインポート、エクスポートできますから結構好きです。 Disqusもコメントをxmlでエクスポートできる点を評価してます。 Kzokuはデータエクスポートできないんですよね。盲点でした。xmlでいいから、もしくはプレーンテキストでいいからできるといいのに。整形はこちらでやるので。

裏ライフハックで、 あんなネタやこんなネタで爆笑していたダメな集団でしたが、これには山よりも深い(?!)理由があるのです。 笑うと腹筋をつかう。笑うことで腹筋を鍛える、それも楽しく。楽しくトレーニング。健康管理。 楽しく笑える内容なら気分も良くなる。メンタルの調整もおまかせ。 何かをして笑えるのなら、それで活力を得ているのです。 何かをして笑えることにより明日への活力が得られるならば、その何かをするということは良いことなのです。きっと。 まじめに言うと、人によって笑える内容も違いますが。結構笑えて楽しいものです。 やってる本人が相当楽しそうですから、見てるだけで楽しくなります。ニヤニヤ。

あ、あと、気になる人は、毛髪110番に行くように、とのアドバイスもありました。 経験者の言葉です。 ちゃんとメモさせていただきました。 φ(._.)o

あとは、個人3種競技をノンストップで見たり、記念撮影でゴリラポッドの便利さを見せてもらったりしました。 ゴリラポッドは脚がボールごとに曲るんですね。で、自由なポーズをゴリラポッドにとってもらって、写真撮影。 水平な場所じゃなくても大丈夫、というのに合点が行きました。

こんなところでしょうか。

あ、あとは島田体操なるものが気になったり。 腰痛持ちなので。 気になっていたのに結局質問できないままでした。

一晩で整理するには多すぎる情報量でした。僕には。 まぁそういうことで、楽しい忘年会でした。めでたしめでたし。

2009-01-10

何かを共有する飲み会 2009年忘年会 その2コメント場

Chemical Xを取り除いた何か(仮): 「何かを共有する飲み会」2009 忘年会 その2 ではDisqusが動いてくれないので、ここを代わりのコメント場所とさせていただきます。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

不具合:ここではコメントできない?

現在、当Blogでコメントシステム(Disqus)が運用できていない状態です。こちらで埋め込んだものが問題のようです。しばらくお待ちください。わざわざ来ていただいたのに申し訳ありません。

緊急避難的な方法があるようです。 InternetExploreではコメントボタンが表示されることを確認いたしました。 Firefoxなどでは相変わらずコメントボタンが表示されません。

おまけ
GeckoやTridentという描画コンポーネントが問題ではないと思うのですが、不思議です。JSのエンジン(V8など)に起因するのなら理解できるのですが。不思議です。

2009-01-04

何かを共有する飲み会 2009忘年会その2

[2009-01-04] [01:55] から追記。

18:45ごろでしたでしょうか、seven777さんも合流。 午前中で終わるはずだった仕事場の掃除が午後まで長引いたにも関わらず予定よりも早く到着するところにパワーを感じる。 そしてまた、関西ライフハック勉強会への参していることを聞きフットワークの軽さに驚愕することになる。

これにより、参加予定者全員がそろった訳ですが、考えていたら全員Blogを持っていたのです。 「自分にとってのブログとは何か?」「ブログをどう利用するか?」という話題にシフトしていきます。 もちろん自分の考えていることを個人として手軽に発信できることになった点では便利になりました。 便利になりましたが、それを自分はどう利用するのか。 何を目的として。 エントリを書くのにも結構な時間を投資します。 当然、アンテナを立てておくことも必須です。 そのエネルギーの投資量は馬鹿になりません。 その先に自分は何を求めているのか。 いうなれば、自分の求める対価、ゴールは何なのか。 人によっては「対価を求めるとは下賎な」と言うかもれませんが、執筆している本人が何を目的としてその時間、エネルギーを投資して情報発信しているのか。 そのゴールを考えなければ単なる浪費に過ぎない、そういう考えかただってできるはずです。 ゴールがないのですからどれだけやっても「進展した」という指標も与えられない、そういう考え方だって成り立つはずなのです。

思い出しましたが、ティモシーフェリスの流鏑馬チャレンジがどうなったか、というのも楽しみなところでした。 どこかの動画で結果を見れませんかね。 mehoriさん曰く、彼はタンゴで世界チャンピオンになった時には、 その1位の人に踊ってもらって、どこに足を置き、どのタイミングでターンを始めるのか、どのスピードでターンを始めるのかを徹底的に分解するそうです。 それを部分として1つずつ練習して組み立てて、真似るのだとか。 その話を聞いて、彼が流鏑馬をどのような要素に分解して、練習したのか興味が湧きます。 そして彼は日本語も話せる、日本文化も少なからず知っている人だそうです。 そんな人が、日本人が持つ傾向のある「長い年月をかけて一つの道を錬磨する」という、いわゆる「道」に対する尊敬の念に真っ向から体当たりするような挑戦をした動機にも興味が湧きました。 短期間の特訓で何を修得し得るのか。 逆に続けることによってしかぶつかることのできない困難は何なのか。 それを分離する非常に興味深いチャレンジだったのではないか、と思います。 逆説的ですが、彼の挑戦は日本での熟練者が遭遇している問題を浮き彫りにしてくれるはずです。 日本の流鏑馬に限らない話ですが。

またまた、今回はmehoriさんの書籍情報ダイエット仕事術 (単行本(ソフトカバー)) を執筆したときの経験談なども話していただきました。 いくつか送った写真著者近影用の写真で、一番渋い写真を選ばれた話をはじめ、なかなか普通のセミナーでは聞けまいという話がもりだくさんでした。 言われてみれば、僕は書籍で本を選ぶときに、「はじめに」と「目次」を見て、基準をクリアしていたらはじめて中身をパラパラと開くことを思い出しました。 特にビジネス書に関しては。 確かに、もし自分が本を書くときにはそんな読者のことなんか少しも頭に無いだろうなぁ。と思ってしまいました。 そこでコウスケさんが、

一人1冊の本を紹介することで、100冊紹介本を作れないか。

という構想を提案してくれました。 まとめかたに癖が出そうで、結構面白そうですね。 この企画。

[2009-01-17] Sat.にmehoriさんが講演するのが関西ライフハック研究会での勉強会とのことで、そこからGTD+Rの話へ。 mehoriさん情報ではGTD+Rの太田さんは良い人らしいです。 ちなみに、僕はその方のDIYNOTEにお世話になっています。 で、GTD+Rに使うROHDIAつながりで、ユビキタスキャプチャーのツールとしてROHDIAを使う人が多かったり。 その時のツールとして、seven777さんはPFitなるペンを使っていらっしゃったり、 また、Rohdiaのカバーとしてworkstreamを勧められて値段を聞いて思わず動きが止まったという話を聞いたり。 みなさん、それぞれ自分の中で許容範囲というのがあるようです。

そんなこんなではや時間は過ぎて、mehoriさんは退出しなかればいけない時間に。 お店の方に記念撮影をしていただいてmehoriさん退場。

それからまだ30分程そのお店に居続け、「カバンの中身、見ていいですか?大公開時代」が始まりました。 みんな順番にカバンの中身を1つずつ紹介していくこと。 基本的にseven777さんの独壇場。出てくるツールに毎度ビックリしました。さながら、ジェームズ・ボンドですね。たぶんQから支給されています。 くわしくはKo's Style: 人と会ってあれこれ学ぶ~2008-12-29「何かを共有する」飲み会@Nagoya のページに素敵なくらい列挙されています。 ここで細かいリストアップはアウトソーシングするとして、 この他に自分のアンテナに引っ掛かったものを。

靴下(しんりんさん)
宴会用に替えの靴下を用意するとか。紳士ですね。見習います。
SHARBO X[シャーボ X](seven777さん)
メモ用ペン(PFit)の替え芯として使えないかと SHARBO Xを試してみたら使えてしまった、という行動力に脱帽。 カッティングも必要ないとか。 聞いてみると、結構皆さんメモ用ボールペンの替え芯を携帯していました。僕はストックを机の中にしまっていたので、これは参考になりました。 1,2本は持ち歩くことにします。はい。ユビキタスキャプチャーですものね。
Moleskinのペン固定用ゴムバンドをちょっとひねる(seven777さん)
なんのためかというと、ペンを差し込むため。 デフォルトでは差し込まれたペンは、ノートの短辺と平行になる。 ところがこの固定用ゴムバンドを背表紙の方にねじりながらひねり込むと、ペンは背表紙と一緒にに固定できるようになるという工夫。 使い方を変更するためには、物が必要なことはなく、ちょっとした工夫でなんとかなるものだと目を開かされました。
万年筆(しんりんさん)
長い間連れ添ってきた相棒の様子。 その万年筆を使うために、裏写りしないフランクリン・プランナーの英語バージョンをわざわざ使っていたとか。 日本語バージョンと英語バージョンとでは紙質が違うそうです。 そして2009年のフランクリン・プランナー オーガナイザーも入手してすぐに、裏写りしないか確かめたそうです。 確かに。 書きやすい環境を作るのは大事ですからね。 書くようになれば、どんな道楽でも結果オーライです。 むしろそれを利用することが賢い。

他には「どうやって図書館を上手に利用するか」ということを話してみたり。 僕はまだ図書館に購入申請を出したことがないので、試してみようと思いました。 これも、インサイド・アウトですよね。一応。

こんなカバンの中身紹介を終えると、そこにはちょっと困った顔の店員さんがいました。 脱兎のごとく退散しました。すいません。

そうそう、seven777さんによると、emonsterで撮影した写真をEvernoteに直接メモするにはレジストリを変更すればできるとか。 …改造ですね。するかしないかもその人の価値観次第。 完全に保証外ですが。 調べてみたら結構世の中には好きな人がいました。 これはこれで楽しい世界です。

こんな訳で、 このカバンの中大公開から、バイブレーションタイマーやらiPod touchがブレイクしてました。 年末ですね。間違いなく。 それはまぁ置いといて、iPod touchはともかくバイブレーションタイマーは使う機会がありそうです。 今は携帯のマナーモードでやっているので。 結構荒っぽく扱えるとなると魅力ですね。はい。

次は二次会です。

現在、このエントリではコメントできないようです。コメントしてくださる方はChemical Xを取り除いた何か(仮): 何かを共有する飲み会 2009年忘年会 その2コメント場へお越しください。 お手数をおかけします。

Related Posts: